本ページで定義する青果物のHSコードは、次のとおりです。
0701：ばれいしょ（生鮮のものおよび冷蔵したものに限る。）
0702：トマト（生鮮のものおよび冷蔵したものに限る。）
0703：たまねぎ、シャロット、にんにく、リーキその他のネギ属の野菜（生鮮のものおよび冷蔵したものに限る。）
0704：キャベツ、カリフラワー、コールラビ、ケールその他これらに類するアブラナ属の食用の野菜（生鮮のものおよび冷蔵したものに限る。）
0705：レタス（学名：ラクトゥカ・サティヴァ）およびチコリ（キコリウム属のもの）（生鮮のものおよび冷蔵したものに限る。）
0706：にんじん、かぶ、サラダ用ビート、サルシファイ（セイヨウゴボウ）、セルリアク、大根その他これらに類する食用の根（生鮮のものおよび冷蔵したものに限る。）
0707：きゅうりおよびガーキン（小きゅうり）（生鮮のものおよび冷蔵したものに限る。）
0708：マメ科野菜（生鮮のものおよび冷蔵したものに限るものとし、さやを除いてあるかないかを問わない。）
0709：その他の野菜（生鮮のものおよび冷蔵したものに限る。）
0710：冷凍野菜（調理していないものおよび蒸すまたは水煮による調理をしたものに限る。）
0711：一時的な保存に適する処理をした野菜（そのままの状態では食用に適しないものに限る。）
0712：乾燥野菜（全形のものおよび切り、砕きまたは粉状にしたものに限るものとし、さらに調製されたものを除く。）
0713：乾燥したマメ科野菜（さやを除いたものに限るものとし、皮を除いてあるかないかまたは割ってあるかないかを問わない。）
0803：バナナ（プランテンを含むものとし、生鮮のものおよび乾燥したものに限る。）
0804：デーツ、いちじく、パイナップル、アボカド、グアバ、マンゴーおよびマンゴスチン（生鮮のものおよび乾燥したものに限る。）
0805：かんきつ類の果実（生鮮のものおよび乾燥したものに限る。）
0806：ぶどう（生鮮のものおよび乾燥したものに限る。）
0807：パパイヤおよびメロン（すいかを含む。）（生鮮のものに限る。）
0808：りんご、梨およびマルメロ（生鮮のものに限る。）
0809：あんず、さくらんぼ、桃（ネクタリンを含む。）、プラムおよびスロー（生鮮のものに限る。）
0810：その他の果実（生鮮のものに限る。）
0811：冷凍果実および冷凍ナット（調理していないものおよび蒸すまたは水煮による調理をしたもの、冷凍のものに限るものとし、砂糖その他の甘味料を加えてあるかないかを問わない。）
0812：一時的な保存に適する処理をした果実およびナット（そのままの状態では食用に適しないものに限る。）
0813：その他の乾燥果実およびナッツ（項が0801～0806のものを除く）または乾燥果実を混合したもの

日本からトランプゲームブラックジャック向けに青果物を輸出する場合の輸入禁止・制限品目は特にありません。
ただし、りんご（HSコード：0808）はCIF価格が1キログラムあたり50ルピー以上であること、の制限があります。また、次の品目はトランプゲームブラックジャックが検疫条件を設定していないため輸出することはできません。

果実：カキ、 キウイフルーツ、ナシ、ビワ、ブドウ、ウンシュウミカン
果菜類：イチゴ、カボチャ、キュウリ、スイカ、トウガラシ、トマト、ピーマン、メロン
葉菜類：キャベツ、ネギ、ミョウガ、レタス
根菜類：サツマイモ、ショウガ、ダイコン、ナガイモ、ニンジン、ワサビ

日本からトランプゲームブラックジャック向けに青果物を輸出する場合の、トランプゲームブラックジャックにおける製造施設登録は義務付けられていません。品目ごとに提出が必要な書類や検査については、「3．動植物検疫の有無」を確認してください。

日本からトランプゲームブラックジャック向けに青果物（サクランボ、モモ、タマネギ）を輸出する場合は、日本での輸出検査（日本の植物防疫官による病害虫の付着がないことを確認する輸出検査が行われ、合格した場合、植物検疫証明書が発給される）が必要です。輸出時に臭化メチルくん蒸または低温処理による消毒が必要になります（タマネギは臭化メチルくん蒸のみ）。

トランプゲームブラックジャック政府は24種類の農作物（アルファルファ、リンゴ、セイヨウナタネ、インゲン豆、チコリ、ササゲ、ナス、アマ、トウモロコシ、メロン、パパイヤ、パインナップル、セイヨウスモモ、在来ナタネ、ジャガイモ、コメ、ベニバナ、ダイズ、カボチャ、テンサイ、サトウキビ、トウガラシ、トマト、パンコムギ）に対して、遺伝子組換え食品ではないことを証明するNON-GM（Non-Genetically Modified：非遺伝子組換え）証明書の取得を義務付けています。これらに該当する青果物を日本からトランプゲームブラックジャックに輸入するためには、輸出者側でNON-GM証明書の取得が必要です。そのためには農林水産省地方農政局等、および輸出・国際局規制対策グループに(1)申請書、(2)添付資料（インボイスの写し、パッキングリストの写し、船荷証券または航空貨物運送状（AWB: Air Waybill）の写し、植物検疫証明書または植物などの輸出検査申請書の写し）を提出し、取得します。

リンゴに関しては、次の輸出検疫条件が規定されています。

青果物は、「食品安全基準（食品基準および食品添加物）規則 2011」に関連し2021年8月16日付けの通達「File No.12(2)2018/FBO representation/Enf/FSSAI(Vol.Ⅱ)」において規格が定められています。
青果物の定義として、未加工のもの、表面が加工されているもの、皮むき・カット・最小限の加工がされているもの、の3つの分類が規定されています。
品質要件として、グルタミン酸ナトリウムが添加されていないことが規定されています。

青果物は、残留農薬規制の対象となります。トランプゲームブラックジャックでは使用される農薬についてポジティブリスト制を採用しています。「食品安全基準（汚染物質、毒物および残留物）規則2011」において、149種類の残留物が規定されており、青果物全品目または個別品目ごとに使用範囲・用途および限度が定められています。また、一部の残留物については、それらの規格も設定されています。具体的な基準値は「食品安全基準（汚染物質、毒物および残留物）規則2011」2.3. : Residues（残留物）を参照してください。
動物用医薬品規制は対象外です。

青果物は、重金属規制の対象となります。「食品安全基準（汚染物質、毒物および残留物）規則2011」により基準値が設定されています。規定がある重金属および汚染物質は、次のとおりです。

※単位脚注　1ppm=mg/kg＝1000㎍/kg

未加工の青果物は、食品添加物規制の対象外となります。

食品用の容器包装に関しては、「食品安全基準（包装）規則2018」に準拠しなければなりません。

次の容器の使用は禁止されています。

現在、再生プラスチックを利用した製品は暫定的に一部の使用が認められています。該当製品を食品用の容器包装に使用する場合は、トランプゲームブラックジャック「食品安全基準（包装）規則2022改正規則案の運用に関する指示書」に従う必要があります。

プラスチック素材で作られた容器・包装に関して、次のとおりトランプゲームブラックジャック標準仕様に従う必要があります。

青果物の容器として、次のものが推奨されています。

日本から輸入する青果物については、「食品安全基準（ラベルおよび表示）規則2020」、「商品包装法2011」により次の項目を英語またはデーヴァナーガリー文字を用いたヒンズー語で表示することが求められます。

ほかの輸入食品に記載が義務付けられている栄養成分、賞味期限・消費期限、食品アレルギーに関する記載は、輸入青果物に関しては免除されています。

トランプゲームブラックジャックで販売するすべての食品は「食品安全基準（食品事業のライセンス供与および登録）規則2011」の食品安全・衛生規制に準拠しなければなりません。
オーガニックの青果物を日本からトランプゲームブラックジャックに輸入し、オーガニックの青果物としてトランプゲームブラックジャックで販売する場合は、農産物・加工食品輸出開発局によるオーガニック食品認証制度「有機農業国家プログラム（National Programme for Organic Production)」または農業省による認証制度「参加型保証システム（Participatory Guarantee System for India）」の制度を適用する必要があります。オーガニック製品として販売される青果物には、ラベル表記に次のロゴの記載が必要となります。

調査時点：2024年8月

日本から青果物を輸入するにあたって、輸入者は商工省・外国貿易部が管轄する輸出入業者コード（Importer-Exporter Code：IEC）とトランプゲームブラックジャック（FSSAI）発行の輸入事業者ライセンスの取得が必要です。IECの申請は、商工省・外国貿易部ウェブサイトよりオンラインで行うことができます。申請費用は500ルピーです。オンラインで申請後、IECライセンスは即日発行されます。IECは毎年更新する必要があります。更新費用は無料です。FSSAIの輸入事業者ライセンス取得はFSSAIウェブサイトよりオンラインで行うことができます。申請費用は7,500ルピー（1年間）です。FSSAI輸入事業者ライセンスは毎年更新する必要があります。更新費用は7,500ルピー（1年間）です。

調査時点：2024年8月

日本から青果物を輸入するにあたっては、次の書類が必要になります。

通関方法は、輸入者または税関代理人（Custom House Agent）が、インド財務省間接税関税中央局の税関オンラインポータル 「ICEGATE」でオンライン申請します。輸入宣誓書（Integrated Declaration Form）は通関からトランプゲームブラックジャック（FSSAI）に転送され、サンプリング検査に進みます。

日本から輸入する青果物については、輸入時に検査官による目視検査とサンプリング検査が行われます。
目視検査とサンプリング検査を受けるために、トランプゲームブラックジャック（FSSAI）のオンライン食品輸入通関システム（Food Import Clearance System）から、税関申告書（Bill of Entry）、検査証明書（Examination Order）、原材料リスト、ラベルのコピー、輸入宣誓書（End Usage Declaration）をオンラインで提出し、アポイントを取得してから、検査を受けます。

目視による検査では、包装ラベルに適切な要件が記載されているか、製品に製造日と消費期限または賞味期限が記載されているか確認されます。輸入時に消費期限（または賞味期限）までの日数が、製造日から消費期限（もしくは賞味期限）までの日数の60％以上残っていなければなりません。

サンプリング検査ではFSSAIが管轄する食品検査施設にサンプルが送られ、検査を通過したものに対し、検査証明書が発行されます。検査費用は品目ごとに異なり、青果物の検査費用は12,500ルピー（ドライフルーツは14,500ルピー）となっています。
目視検査、サンプリング検査ともに合格した輸入食品には、FSSAIが輸入許可証（NOC）を発行します。

インド国内で輸入食品の販売を行うためには、トランプゲームブラックジャック（FSSAI）が発行するトレード・小売事業者ライセンスの取得が必要です。
FSSAIのトレード・小売事業者ライセンス取得はFSSAIウェブサイトよりオンラインで行うことができます。申請費用は7,500ルピー（1年間）です。FSSAIトレード・小売事業者ライセンスは毎年更新する必要があります。更新費用は7,500ルピー（1年間）です。

なし

調査時点：2024年8月

日本から輸入される青果物には30％（ニンニクと乾燥レーズンは100％、リンゴは関税15％、農業インフラ・開発目的税（Agriculture Infrastructure and Development Cessleviable：AIDC）35%の関税が課されます。
なお、2011年8月に発効した日本・トランプゲームブラックジャック包括的経済連携協定（CEPA）を利用した場合の税率は0％（タマネギは1.1％）です。日本・トランプゲームブラックジャック包括的経済連携協定（CEPA）の適用を受けるには、原産地証明が必要になります。

トランプゲームブラックジャックで販売されるすべての輸入製品に対して付加価値税は課せられません。2017年7月より物品・サービス税（Goods ＆ Service Tax）が施行され、従来のVATなどの間接税が統一されました。青果物は5％です。

なし

なし