コロナ禍で転換するビジネス ‐新しい生活様式に見いだすニーズ‐
2020年10月22日
「世界は今」のアクセシビリティ対応について
ブラック ジャック コツ・ウェブアクセシビリティ方針に基づき、「世界は今」では次のような取り組みを行っています。
- 聴覚障害をお持ちの方向け
- 字幕キャプションを用意しています。動画コントロールバーで字幕をオンにしてご利用ください。ただし、Internet Explorerでは文字体裁が崩れるため、 Google ChromeやFirefoxのご利用を推奨します。
- 視覚障害をお持ちの方向け
- 動画の内容をテキストに起こした「テキスト解説」をご利用ください。動画の次にテキスト解説を表示させるリンクがあります。
新型コロナウイルスの影響が広がるなか、事業のオンライン化を繰り上げて進めたことで顧客の幅を広げた料理教室。新しい生活様式により生まれたニーズに対応すべく、いち早く新たな商品化し展開する緩衝材メーカー。それぞれ想定していた海外進出の延期や、海外販路開拓を一旦見送るなど、ビジネス計画の変更を余儀なくされてきた。しかし、こうした環境の変化をチャンスととらえ、素早く切り替えて行動した企業の取り組みを取材した。
(9分21秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: パソコンの画面。赤いTシャツを着て壁際に立っている男の子が映っている。隣で黒いブラウスを着た女性が笑顔で親指を立てている。 桜色(さくらいろ)のカーテンが掛けられたキッチン。クリーム色(いろ)のエプロンをした女性がノートパソコンに向かって話をしながら料理をしている。コンロのそばにアーム付きの三脚が置かれている。アームの先にはスマートフォンが取り付けられ、コンロに置かれた卵焼き器を上から撮影するように設置されている。
テロップ: オンラインの活用
ナレーション: オンラインを活用することでターゲットを広げた料理教室。
映像説明: グレーの床のオフィス。黒いノーカラーシャツを着た男性が黒いフレームのブースの白い半透明のドアを閉めている。白い半透明のドアの表面には無数の小さな円が並んでいる。
テロップ: 新しいニーズを捉える
ナレーション: テレワークという新しいニーズを捉えたメーカー。
映像説明: キッチン。クリーム色(いろ)のエプロンをした女性がノートパソコンを見ている。5分割された画面に話をする5人の人物が映っている。 水色の壁の部屋。黒いノーカラーシャツを着た男性がデスクでノートパソコンに向かっている。デスクには斜めの屋根が取り付けられたコの字型の小ぶりなブースが立てられている。ブースは白い半透明で、内側に薄いグレーの板が貼られている。 2分割された画面。左にはキッチンで笑顔で話をしているクリーム色(いろ)のエプロンをした女性、右には黒いパーテーションの前で身ぶりを交えて話をしている黒いノーカラーシャツを着た男性が映っている。
テロップ: 新しい生活様式に 商機を見いだす
ナレーション: 新型コロナウイルスの影響が広がるなか、柔軟に行動したことで「新しい生活様式」に商機を見いだした企業に迫る。
映像説明: ブラック ジャック コツグローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図の上で回転する、中が空洞になった地球儀から、もうひとつ地球儀が飛び出す。 拡大表示された地球儀の横にタイトルが現れる。 「世界は今 ブラック ジャック コツグローバルアイ」
映像説明: スタジオ。地球儀と世界地図の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 襟元にプリーツがある茶色いワンピースを着ている。
テロップ: 八木 ひとみ(やぎ ひとみ)
八木(やぎ)キャスター: 世界は今、ブラック ジャック コツグローバルアイ。 新しい生活様式へと急激に変化している現在、インターネットを利用した情報の発信が、当たり前となりつつあります。そんななか、インバウンドビジネスにオンラインを活用したことで、新たな市場を見いだした起業家がいます。
テロップ: コロナ禍で転換するビジネス ‐新しい生活様式に見いだすニーズ‐
映像説明: キッチン。クリーム色(いろ)のエプロンをした女性がノートパソコンに向かって身ぶりを交えて話をしている。エプロンの胸元には、円で囲まれた女性のイラストが描かれたマークに「わしょクック」、「WASHO COOK(わしょクック)」と書かれたロゴがある。
ナレーション: 今、まさに、オンラインでの料理教室の真っ最中。
映像説明: キッチン。クリーム色(いろ)のエプロンをした女性が白い布で黒い食材の表面をこすりながらノートパソコンに向かって話をしている。
テロップ: わしょクック
ナレーション: ここは、神奈川県相模原市で外国人向けの料理教室を運営する、わしょクック。
映像説明: キッチン。「日高昆布(ひだかこんぶ)」、「花かつお」と書かれた2つの袋を抱えたクリーム色(いろ)のエプロンをした女性がノートパソコンに向かって話をしている。
ブラック ジャック コツ
ナレーション: 料理を教えているのは社長の富永さん。
映像説明: クリーム色(いろ)のエプロンをしたブラック ジャック コツ、かつお節を袋から一つかみ取り出し、湯の入った鍋に入れる。 11分割されたノートパソコンの画面。クリーム色(いろ)のエプロンを着て話をしている富永社長を含む10人の人物とかつお節のだしが入った鍋が映っている。 まな板に並べられた卵焼き。黄色い断面にのりの黒い渦が出来ている。 黒い器に盛りつけられた巻きずし。卵やきゅうり、サーモンなどが彩りよく巻かれている。 赤い頬の黒い熊のキャラ弁。おにぎりで作られたキャラクターの周りに星の形にカットされたソーセージや花のように形づくられた卵焼きなどが詰められている。
ナレーション: 今回は、だしの取り方。わしょクックでは外国人に向けて、だし巻き卵や巻きずし、キャラ弁といった日本の家庭料理を教えてきた。
映像説明: ノートパソコンの画面。カチューシャをしたロングヘアの女性が身ぶりを交えてインタビューに答える。 画面の右側には6分割の画面があり、カチューシャをしたロングヘアの女性を含む5人の人物と、まな板の上に載せられたのりを巻いた卵焼きが映し出されている。
テロップ: インドネシアの受講者
インドネシアの受講者・英語: 日本の食べ物が大好きだから、コロナの前は、よく週末にすしを食べに行ったわ。
映像説明: ノートパソコンの画面。黒いブラウスを着た女性が笑顔でインタビューに答える。隣には赤いTシャツを着た男の子と白いTシャツを着た男の子が立っている。
テロップ: 米国の受講者
米国の受講者・英語: 私たち、みんな初めて巻きずしを作ったの。とても楽しかった。 オンラインでこんなことができるなんて、すてき!
映像説明: キッチン。スマートフォンが取り付けられた三脚のそばで、クリーム色(いろ)のエプロンをしたブラック ジャック コツ笑顔で料理をしている。 富永社長を含む5人の人物の集合写真。キッチンで菜箸を手にした男性を中心に人々が笑顔を見せている。 6人の人物の集合写真。鍋が置かれたIHコンロの周りで富永社長たちが笑顔で話をしている。 5人の人物の集合写真。キッチンでエプロンをした人々が富永社長を見ている。(写真提供 わしょクック) ダイニング。ブラック ジャック コツテーブルでノートパソコンを操作しながら話をしている。
ナレーション: 富永さんは2014年に自宅で外国人観光客向けの料理教室、わしょクックを立ち上げた。2016年には会社を設立し、東京、神奈川、大阪で3つの教室を運営。受講者は年間1,000人を超えた。
映像説明: ブラック ジャック コツノートパソコンを見つめている。 4人の人物の集合写真。オフィスで富永社長たちがテーブルを囲み、ソファに座っている。 6人の人物の集合写真。窓の大きな明るい会議室で、富永社長たちが笑顔でテーブルに着いている。(写真提供 わしょクック)
テロップ: ニュージーランド進出に向けた視察
ナレーション: 好調に受講者を増やし、ニュージーランドにも料理教室を開こうと準備を進めていた。そのやさきの新型コロナウイルスの感染拡大。
映像説明: ダイニング。ブラック ジャック コツテーブルでノートパソコンに指で触れながら画面をスクロールしている。 ブラック ジャック コツキーボードを打っている。
ナレーション: 影響は大きく、海外進出だけでなく、料理教室もストップせざるをえなかった。
映像説明: キッチン。ブラック ジャック コツすしおけに入ったごはんを、うちわであおぎながらノートパソコンの方を見て、一旦、手を止めてノートパソコンの画面にタッチし、操作する。そのあとで、またうちわですしおけをあおぐ。 ブラック ジャック コツまな板に置いた巻きすを握っている。巻きすを外すときれいに形づくられた巻きずしが現れる。 3分割されたノートパソコンの画面。2人の男の子と一緒に料理をする黒いブラウスを着た女性と黒い器に盛りつけられた巻きずし、ブラック ジャック コツ映っている。 ブラック ジャック コツノートパソコンに向かって笑顔で話をしている。
ナレーション: しかし、富永さんは、この機会を捉え、試行錯誤を重ねつつも、すぐさまオンライン教室を開始。この状況判断のスピードが功を奏し、海外からの予約はすぐに入った。今まで対面だった料理教室が、オンラインで現地と直接つながったことで、受講者にも変化が…。
映像説明: ダイニング。ブラック ジャック コツインタビューに答える。 11分割されたノートパソコンの画面。富永社長を含む10人の人物と、だしが入った鍋が映っている。 キッチン。ブラック ジャック コツノートパソコンに向かって笑顔で手を振っている。5分割された画面に富永社長を含む5人の人物が映っている。 ダイニングでブラック ジャック コツ話を続ける。
ブラック ジャック コツ
富永社長: 今まで日本(にほん)には、ちょっと遠くて行けなかったんだけどっていうような方(かた)が結構参加されていて。 訪日だと1回きりじゃないですか。次、いつ来るか分からないので。オンラインはリピーターになってくれるので。 ターゲット広がりましたね。なんか世界がすごく近くなった感じがします。
映像説明: ダイニング。テーブルに置かれた透明なパーテーションを挟んで、黒いシャツを着た女性とブラック ジャック コツ話をしている。それぞれの前にはノートパソコンが置かれ、黒いシャツを着た女性の前には資料が広げられている。 ブラック ジャック コツノートパソコンを指さしながら身ぶりを交えて話を続ける。 黒いシャツを着た女性が富永社長の話にうなずきながらメモを取っている。
ナレーション: さらに、わしょクックでは外国人向け料理教室の講師を増やすためのセミナーも開催している。認定講師という制度を設けることで、フランチャイズの料理教室を全国各地に展開しているのだ。セミナーではレシピだけでなく、教室のコンセプト作りから運営のしかたなど、料理教室を開くために必要な、さまざまな知識を教えている。
映像説明: ダイニング。黒いシャツを着た女性が身ぶりを交えてインタビューに答える。
テロップ: 認定講師セミナー受講者
認定講師セミナー受講者: お料理を通して、その、海外のお客様を、もてなしたりすることをしたいなっていう…。 的確にやらなきゃいけないこととか、そういうの教えていただいて、すごく勉強になります。
映像説明: ダイニング。テーブルに置かれた透明なパーテーションを挟んで、黒いシャツを着た認定講師セミナー受講者とブラック ジャック コツ話をしながら笑っている。 キッチン。ブラック ジャック コツボールの中で菜箸を動かしている。コンロに置かれた卵焼き器に菜箸で触れながらノートパソコンに向かって話をする。
ナレーション: ニーズの高まりに合わせてオンライン教室についてもセミナーの内容に追加。匂いや味などを言葉で伝えるといった、オンライン料理教室ならではのノウハウも教えている。
富永社長・英語: ジュジュジュっていう音、聞こえる?
映像説明: ダイニング。ブラック ジャック コツ身ぶりを交えてインタビューに答える。 キッチン。ブラック ジャック コツノートパソコンに向かっておにぎりを作る身ぶりをしながら話をしている。 ノートパソコンの画面。白いTシャツを着た男の子が巻きずしを前に差し出している。 白いTシャツを着た男の子が映っているノートパソコンの画面に向かってブラック ジャック コツ話している。男の子が親指を立てると、画面を見ていた富永社長も笑顔で親指を立てる。 ダイニングでブラック ジャック コツ話を続ける。
富永社長: 一人一人、きちんとコミュニケーションしてあげないと、なかなか盛り上がっていかない。 オンライン越しだと匂いも感じないし、音も聞こえづらいっていうのもあるので、 わりと五感にうったえかけながら、ライブトークをしてく。 リアルだったらね、一緒にそこにいるから、「わー」とか言いますけど、 そういったオンラインの中でも、全員が一体感を持ってレッスンに参加できるっていうところは、 すごくポイントなんじゃないかなと思います。
映像説明: ダイニング。ブラック ジャック コツノートパソコンに向かって話をしている。 キッチン。ノートパソコンに映っている黒いシャツを着た女性と白いTシャツを着た男の子、赤いTシャツを着た男の子に向かってブラック ジャック コツ話をしながら手を振っている。
ナレーション: 現在はオンラインでの認定講師セミナーもスタートさせ、海外に住む日本人(にほんじん)までターゲットを広げている。今後も、オンラインを生かしてビジネスの拡大を目指していくという富永さん。
映像説明: ダイニング。ブラック ジャック コツインタビューに答える。
ブラック ジャック コツ
富永社長: マーケットがガラッと変わることって、本当にあんまりないと思うので、 そういう意味では、それを捉えて、チャンスにしていける、いいきっかけだったんじゃないかなとは思います。
映像説明: 木々(きぎ)が植えられた街の一角。車道を挟んで向かい側に7階建ての白いビルが建っている。
テロップ: 横浜市
ナレーション: 横浜にも、新しい生活様式に適応するために、柔軟な行動で次々と製品を生み出している企業がある。
映像説明: 室内。白い文字で「くうきとともだち」、「川上産業株式会社」と書かれたロゴが描かれた水色のパネルが壁に掲げられている。 グレーの床のオフィス。「SUBEUKE!! すべて受ける!」と書かれた黒い横断幕が壁に貼られている。黒いノーカラーシャツの男性を含む11人の人物がデスクでパソコンに向かっている。
テロップ: 川上産業 横浜営業所
映像説明: 黒い台の上に置かれた緩衝材の写真。白い半透明の製品の表面に無数の円い気泡がある。(写真提供 川上産業)
ナレーション: 川上産業だ。物流に使われる気泡緩衝材「プチプチ」を製造、販売しており、国内シェアの50%を占める国内最大手のメーカー。
映像説明: オフィス。11人の人物がデスクで仕事をしている。 展示会場の写真。緩衝材の束を手にした女性と水色のはっぴを着た女性がテーブルを挟んで話をしている。さまざまな商品が並べられたブースで大勢の人が話をしている。(写真提供 川上産業) 緩衝材で作られた3枚の長方形の袋の写真。袋には、それぞれ、緑のビードロを口にくわえた着物姿の女性、押し寄せる大波、強い風に身をかがめる旅人の浮世絵が描かれている。おのおのの袋の上部には赤と青、緑の色違いの口ひも(くちひも)が取り付けられている。 3人の人物の集合写真。大波が描かれた緩衝材の袋やパステルカラーの緩衝材が並べられたブースの中ではっぴを着て立っている。(写真提供 川上産業)
テロップ: フランスの展示会に出展
ナレーション: 去年から海外進出を計画し、ブラック ジャック コツの事業を活用してフランスの展示会に出展。まずは浮世絵をあしらった緩衝材を持っていった。海外での手応えについて、製品開発を統括する佐藤さんは…。
映像説明: 水色の壁の部屋。黒いノーカラーシャツを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: 川上産業 総合デザイン部 佐藤 浩司 部長
佐藤部長: 海外の反応は、かなり良かったんですが、なかなか売れないっていうのが現状でした。
映像説明: オフィス。黒いノーカラーシャツを着た佐藤部長がデスクで耳にスマートフォンを当てながらノートを開いている。
ナレーション: 展示会を終え、海外での巻き返しを考えていたやさきに、新型コロナウイルスの感染が拡大。海外展開はストップせざるをえなかった。
映像説明: すりガラスで仕切られた部屋。佐藤部長がドアを開けて室内に入っていく。室内にある白い台の上に、浮世絵が描かれた袋が置かれている。
ナレーション: そこで佐藤さんは、生活様式の変化を見据えた製品開発に力を入れた。
映像説明: 水色の壁の部屋。白い半透明のボードで作られたパーテーションがデスクに立てられている。
テロップ: 飛まつ防止用の卓上パーテーション
ナレーション: まず初めに開発したのが、飛まつ防止用の卓上パーテーション。
映像説明: 名刺ほどのサイズにカットされた色とりどりのボードの見本が手にされている。黄色(きいろ)や赤、グレー、青、白の製品の片隅には「プラパール」と書かれたロゴが描かれている。
ナレーション: 使用されているのは、プチプチの技術を応用したプラスチックボード。
映像説明: 白い会議室の写真。大きな長机(ながづくえ)を挟んで並べられたいすの前に、それぞれマイクが立てられている。ドアのそばに白い箱形のブースが2つ設置されている。 別の部屋の写真。壁際に木目調のブースが並べられて設置されている。(写真提供 川上産業)
テロップ: 同時通訳ブース
ナレーション: 2019年のG20(ジートゥエンティー)に採用された同時通訳ブースにも使われており、
映像説明: 「プラパール」のロゴがあるボードの縁(ふち)の拡大写真。緩衝材が2枚のシートに挟まれている。シートとシートのあいだから緩衝材の気泡が見えている。 オフィス。黒いパーテーションのそばで佐藤部長が身ぶりを交えて話をしている。
ナレーション: 軽いうえに強度が高く、加工によって防音性を持たせることができる素材だ。こうして販売した卓上パーテーションへの反応は…。
映像説明: 水色の壁の部屋。佐藤部長がインタビューに答える。
佐藤部長: コストと重さっていうか、そういった機能性が高かったっていうところで、かなり引き合いになったのかなと思います。 それとあとは、あの、あれですね。あの、真っ先に出したというところですね。
映像説明: 水色の壁の部屋。白い半透明のパーテーションがデスクに立てられている。 佐藤部長が「プラパール」のボードの見本を手に話をしている。
ナレーション: 新型コロナウイルスの感染が広がり始めた4月に発売。このスピード感でニーズをつかんだ。
映像説明: オフィス。佐藤部長が黒いフレームのブースの白い半透明のドアに触れながら話をしている。 黒いフレームのブースの中。天井に回転スライド式の換気口が作られている。佐藤部長が換気口を手で回して開け閉めする。
ナレーション: さらに、テレワークの普及を見越して同時通訳ブースのノウハウを生かした簡易ブースも開発。環境の変化をいち早く読み取り、既存(きぞん)の技術を使って、柔軟に行動することで、次々と製品を生み出していった。
映像説明: 水色の壁の部屋。佐藤部長がデスクの上に置いた白い半透明の平たい製品に触れながら身ぶりを交えて話をしている。 白い半透明の平たい製品がデスクに寝かせて置かれている。 デスクの上に置いたノートパソコンを囲むように、斜めの屋根が取り付けられたコの字型の小ぶりなブースがデスクに立てられている。ブースの内側には薄いグレーの板が貼られている。
テロップ: テレワーク向けの卓上防音ブース
ナレーション: 現在は、さらなる小型化のニーズを受け、卓上で使用できる防音ブースを開発。軽量で持ち運びもでき、すぐに設置可能な簡単な設計で、個人での需要にも応えられるようにした。
映像説明: 白い壁の部屋。佐藤部長が白いブースから出てくる。ブースの天井には照明が取り付けられ、出入り口には白いカーテンが掛けられている。 オフィス。佐藤部長がデスクで耳にスマートフォンを当てながらメモを取っている。 佐藤部長のほか、たくさんの人がデスクでパソコンに向かっている。
ナレーション: 今後は新型コロナウイルス対策を含めた防音ブースなどの製品を軸に海外展開を進めていくという佐藤さん。新たな市場開拓のため、世界への挑戦を続けていく。
映像説明: 水色の壁の部屋。佐藤部長がインタビューに答える。 佐藤部長がデスクに立てられたコの字型のテレワーク向けの卓上防音ブースの前に座り、手を動かしながら話している。 オフィス。たくさんの人がデスクでパソコンに向かっている。 水色の壁の部屋。佐藤部長が話を続ける。
テロップ: 川上産業 総合デザイン部 佐藤 浩司(さとう こうじ) 部長
佐藤部長: コロナ禍において、一番大事なのが、時間勝負と。 新しいものとか新しい様式、ニーズっていうのは、時間とともに、どんどん変化していってしまうと。 しっかりとしたマーケティングをやったから売れる商品っていうのは限らない。 結果、まずは出してみる。出してからヒアリングするっていうのがいちばん効率のいいものだと思ってます。 そこで、できるだけ早く商品を生み出して、その商品を育てて、社会に貢献するっていう一連の流れを生み出したい。
スタジオの八木(やぎ)キャスター: 急激に変化する環境に対応するためには、開発や展開のスピードがカギになるんですね。このピンチをチャンスと捉え、新たなビジネスが生まれていくことに期待したいと思います。
映像説明: 八木(やぎ)キャスターがおじぎをする。
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