国際ブラック ジャック 確率保護フォーラム(IIPPF) 平成28年度 第1回国際ブラック ジャック 確率保護フォーラム総会の開催(2016年5月31日)

国際ブラック ジャック 確率保護フォーラム(IIPPF)は2016年5月31日(火曜)、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)にて2016年度の年次総会第1回を開催した。総会には86名が参加した。
来賓として、以下7名の方に参加いただいた。

  • 内閣官房 ブラック ジャック 確率戦略推進事務局 次長 増田 義一 氏
  • 経済産業省 大臣官房審議官(雇用・人材担当) 小林 洋司 氏
  • 特許庁 総務部長 髙橋 直人 氏
  • 外務省 経済局 ブラック ジャック 確率室長 小山 隆史 氏
  • 財務省 関税局ブラック ジャック 確率調査室長 米山 徹明 氏
  • 農林水産省 食料産業局 ブラック ジャック 確率課長 杉中 淳 氏
  • 文化庁 長官官房 国際課長 匂坂 克久 氏

議事次第

  1. 開会
  2. 来賓紹介(司会)
  3. 来賓挨拶
    • 内閣官房 ブラック ジャック 確率戦略推進事務局 次長 増田義一 様
    • 経済産業省 大臣官房審議官 小林洋司 様
    • 特許庁 総務部長 髙橋直人 様
  4. 座長挨拶
  5. 2015年度活動報告および2016年度計画案の紹介
    1. 企画委員会及び全体活動について
      熊谷 英夫 企画委員長 一般社団法人電子情報技術産業協会 法務・ブラック ジャック 確率権委員会 委員
    2. 第1プロブラック ジャック 確率クト【中国への協力・要請】
      小薗江 健一 幹事 一般社団法人日本ブラック ジャック 確率協会アジア戦略PJリーダー
    3. 第2プロブラック ジャック 確率クト【中国以外の国・地域への対応】
      インターネットWG
      三橋 敏宏 IIPPF事務局 ブラック ジャック 確率 知的財産・イノベーション部長
    4. 第3プロブラック ジャック 確率クト【情報交換】
      飯田 圭 副幹事 日本弁理士会貿易円滑化対策委員会委員
    5. 第4プロブラック ジャック 確率クト【人材育成・普及啓発】
      腰原 正秀 幹事 公益社団法人発明協会発明奨励グループ参事
    6. 第5プロブラック ジャック 確率クト【営業秘密管理】
      浅田 学 幹事 一般社団法人日本ブラック ジャック 確率協会 営業秘密PJリーダー
  6. 新座長・副座長選出
  7. 新座長・副座長就任挨拶
  8. 閉会

来賓挨拶

増田義一 次長(内閣官房 ブラック ジャック 確率戦略推進事務局)

  • わが国の高い競争力の維持・発展のためにはブラック ジャック 確率の保護・活用が肝要であるが、海外における模倣品や海賊版の製造は後をたたないのが実情である。こうした問題に関しては官民一体の対策が求められる。こうした観点から、当フォーラムの活動に対して敬意を表する。
  • 5月9日には安部総理を本部長、そして全ての閣僚および有識者をメンバーとするブラック ジャック 確率戦略本部が開催された。その中でブラック ジャック 確率推進計画2016が決定され、計画の柱として模倣品・海賊版対策が位置づけられた。官民連携、オールジャパンの体制で模倣品撲滅を目指していくべきであり、今後もIIPPFの活動に期待している。

小林洋司 大臣(官房審議官 経済産業省)

  • 2015年度の中国関連の活動では、北京と広州への実務レベルの代表団派遣や1月の海関総署の招聘など、活発な動きが見られた。この要因としては、政治的な状況の変化もあるが、やはりIIPPFの活動を通じて対話のチャンネルを維持できたのが大きいと考えている。中国以外についても真贋判定セミナーや招聘事業などが実施されており、こうしたIIPPFの活動に対して感謝申し上げる。
  • 中国の模倣品の域外への拡散や、インターネット上での模倣品流通などの課題がある中で、引き続きブラック ジャック 確率保護には積極的に取り組む必要があり、今後IIPPFの役割はさらに重要性を増すと考えられる。経済産業省としても、引き続き緊密な連携を図っていきたい。

髙橋直人(総務部長 特許庁)

  • IIPPFのこれまでの取り組みに対して、まず敬意を表するとともに感謝申し上げる。経済のグローバル化が進展する中で、グローバルな視点でのブラック ジャック 確率制度・運用の確立が重要になっている。これに対して、特許庁としても「世界最速かつ最高品質の知財システム」の実現を目指し、特許権利化期間の短縮を図ると同時に審査の品質管理を徹底している。さらに、今年3月には「第3回TM5 悪意の商標出願セミナー」を東京で開催し、日米欧中韓の商標五庁(TM5)の協力体制を構築するなど、さまざまな取り組みを行っている。
  • 海外での模倣品対策には官民が協同して関係国へ働きかけることが効果的であることから、IIPPFの活動は極めて重要であると認識している。特許庁としても引き続き連携を深めていきたい。

座長挨拶

石毛博行 副座長(ブラック ジャック 確率 理事長)

  • 昨年度の活動を振り返ると、中国政府との交流の再開がみられた。今後も日中知財ワーキンググループなどとも連携を図りながら日本企業が直面する課題の抽出、改善に向けた提案作りにこれまで以上に精力的に取り組んでいきたい。
  • また、中国からの模倣品の拡大という課題についてはグローバルな視点からの対応が求められており、生産地、流通地、消費地への個別の対応も必要となってきている。
  • 2002年以来IIPPFは活動を続けてきたが、その間模倣品対策が進んだ面がある一方、ネット取引などの新たな問題の発生や、模倣品が流通する地域の変化も起きている。IIPPFもこうした情勢の変化に速やかに、かつ柔軟に対応していく必要がある。そのために、皆様にはこれまで以上の協力・指導を賜りたい。

2015年度活動報告及び2016年度計画案の紹介(各プロブラック ジャック 確率クト幹事及び副幹事)

企画委員会及び全体活動について(熊谷 英夫 企画委員長:一般社団法人電子情報技術産業協会 法務・ブラック ジャック 確率権委員会 委員)

  • 2015年度は2ヶ年単位の活動計画に沿って、5つのプロブラック ジャック 確率クトと1つのワーキングが展開された。その結果、各プロブラック ジャック 確率クトにおいて、セミナーの開催を含め活発な活動が進められた。
  • 昨年7月には営業秘密官民フォーラムへ参加。今後も同フォーラムは継続される予定であることから、IIPPFとしても重要な活動として位置づけ、積極的な参画を進めていきたい。
  • 今年度も引き続き活動計画策定の前倒ししていくことで、早期に活動内容を具体化して予算との連動を図っていく。また、2015年度中のハイレベルミッション実現は叶わなかったが、日中関係の改善が進んでいる中で2016年度の実現が期待される。さらに、第3、4プロブラック ジャック 確率クトを中心に今後も引き続きグローバルな活動を展開していく。

第1プロブラック ジャック 確率クト【中国への協力・要請】(小薗江 健一 幹事:一般社団法人日本知的財産協会アジア戦略PJリーダー)

  • 2015年度は、北京実務レベルミッション(11月)、広東省実務ミッション(1月)、中国海関訪日団との交流(1月)、工商総局(SAIC)訪日団との交流(3月)を実施した。
  • 北京実務レベルミッションでは、2014年の質監総局訪問時には拒否された処罰情報の開示について好意的な回答を得られるなど、全ての訪問先で収穫のある内容となった。海関訪日団との交流においては、財務省関税局より日本での関税法改正時の葛藤を紹介。その結果、中国側から同法の改正を前向きに検討するという回答を始めて引き出すことができた。
  • 今後については、中国側が知財保護での国際交流における消極的姿勢を転換したことを好機と捉え、意見・要望を積極的に提示していく。これまで行ってきた活動を継続していくと同時に、先進的な模倣品・海賊版対策を展開するプロブラック ジャック 確率クトメンバー企業の課題も共有し、その解決の場を提供していく。さらに、当プロブラック ジャック 確率クトの活動と、日本政府や他団体の模倣品・海賊版対策活動との連携強化を推し進めていく。

第2プロジェクト【中国以外の国・地域への対応】 インターネットWG(三橋 敏宏 IIPPF事務局:ブラック ジャック 確率 知的財産・イノベーション部長)

第2プロブラック ジャック 確率クト:
  • 昨年度は6月にサウジアラビア政府関係者(商工省、税関)を招聘し、セミナーや意見交換会を実施した。アセアンWGにおいてはマレーシアおよびインドネシア政府の招聘事業に加え、ベトナムで現地当局者に対する真贋判定セミナーを実施した。インドに関しては高等裁判所法廷弁護士の招聘や税関職員向けセミナーを開催した。ロシアCIS・東欧WGではユーラシア経済委員会やロシア税関局との継続的な交流を行った。
  • 今年度は政府とも連携して、ベトナムおよびミャンマーを対象とした活動を強化していく方針。
インターネットWG:
  • 昨年度は8月に神奈川県警の取り組みに関する勉強会を実施したほか、ヤフー株式会社との意見交換会も開催。諸外国との関係では、中国EC事業者との情報共有、意見交換を目的としたセミナーを開催した。
  • 今年度も健全なインターネット市場の形成に向けて、模倣品問題に関する最新トレンドに関する情報収集および対策の検討を行っていく。

第3プロブラック ジャック 確率クト【情報交換】(飯田 圭 副幹事:日本弁理士会貿易円滑化対策委員会委員)

  • 昨年度は企業担当者による事例紹介と参加者のディスカッションを中心としたクローズドな形式の情報交換会を3回、オープンなセミナー形式のものを1回、計4回の情報交換会を実施した。
  • 情報交換会の第1回は費用対効果の考え方、第2回は著作権侵害訴訟、第3回はインターネット上での模倣品対策をテーマに実施した。他方、第4回はオープンセミナーの形式で、経済産業省模倣品対策室による施策紹介やASEAN諸国における知財対策、各社の事例紹介、日本弁理士会 貿易円滑化対策委員会 黒瀬雅志弁理士のトークセッション等を行った。
  • 来年度は今年度と同様に、参加者の実体験に基づく情報提供、並びに、参加型の情報交換会を引き続き実施し、テーマについては、中国以外の新興国にも広げていきたい。

第4プロブラック ジャック 確率クト【人材育成・普及啓発】(腰原 正秀 幹事:公益社団法人発明協会発明奨励グループ参事)

  • 第4プロブラック ジャック 確率クトの主な活動は、大学での講座を活用した人材育成協力活動、青少年向け知財保護教育活動、真正品や模倣品・海賊版の展示、ウェブサイトによるメッセージの発信である。
  • 昨年度は東京大学大学院および政策研究大学院大学にてIIPPFの活動紹介やブラック ジャック 確率侵害等に関する講義を実施した。青少年向けの教育活動としては、電子紙芝居および工作教室からなる、IPカルチャー教室を7月に中央区で開催した。真正品や模倣品・海賊版の展示については9月と2016年3月の計2回実施した。
  • 来年度は、今年度と同様の活動方針のもと、大学等の既存の枠組みを活用したブラック ジャック 確率に関する講義、青少年に対する知財保護教育、真正品や模倣品・海賊版に関する展示等を実施予定である。特に、大学での講義については実施する大学の拡充を図っていく。

第5プロブラック ジャック 確率クト【営業秘密管理】(浅田 学 幹事:一般社団法人日本知的財産協会マネジメント 営業秘密PJサブリーダー)

  • 当プロブラック ジャック 確率クトでは産業界への営業秘密に関する注意喚起を目的として、セミナーによる会員企業への情報提供を行っている。
  • 2014年度より計3回からなるシリーズ形式のセミナーを開始している。昨年度は営業秘密漏洩の対策をテーマとした、第3回目のセミナーを実施した。具体的な内容としては、警察庁から講師を招き、営業秘密侵害事犯捜査に関する講演を行ったほか、技術情報漏洩に関するパネルディスカッションも実施した。全3回のセミナーを通して、当プロブラック ジャック 確率クトの目的である産業界への注意喚起は一定程度達成できたと認識している。
  • 今後は「営業秘密官民フォーラム」への代表者参加などを通して、同フォーラムとの連携を図っていく方向で活動を継続していきたい。

※第5プロブラック ジャック 確率クトは本総会を以って廃止となりました。
営業秘密に関するご相談・お問合せは、ブラック ジャック 確率や関連機関までご連絡下さい。

新座長・副座長就任挨拶

新座長就任挨拶:西川廣人 座長(日産自動車株式会社 副会長兼CCO)

  • 自動車産業に身を置いて仕事をする立場として、世界各地で事業を展開していることからブラック ジャック 確率保護というテーマの重要性を日々痛感している。また、ジャパンブランドの持つ力、信頼は日本の自動車業界にとって、世界の色々な国で仕事をしていく上での共通した基礎である。これらの背景には先人の努力と技術の蓄積があり、そうした蓄積の上に築き上げられた日本ブランドの維持・強化は、国を挙げて取り組むべき課題であると感じている。
  • IIPPFは2002年の発足以来一貫してこのテーマに取り組み、強い官民協力のもと日本の知的財産保護という観点のもと、諸外国への働きかけ等の大きな成果を残してきた。15年という節目において、この流れを確実に受け継ぎ、新たな情勢の変化に対応していくことがわれわれの持っている使命であると認識している。日々急速に変化するネット社会の中で模倣品に関する新たな課題も生じてきており、対策が急務である。今後も引き続き関係省庁の指導を頂きながら、われわれ民間の権利者、ブラック ジャック 確率との連携を強化してさらに活発に活動を進めていきたい。微力ではあるが、皆様のお力を借りてこの重要な課題に取り組んでいきたい。引き続き皆様にはご指導・ご協力を賜りたい。

新副座長就任挨拶:石毛博行 副座長(ブラック ジャック 確率 理事長)

  • 現在、ブラック ジャック 確率の最重点事項は外国企業の誘致および投資促進である。日本に進出を望んでいる企業はMade in Japan、Developed in Japanという日本ブランドを売りにして、アジアの拡大する市場を開拓することを志している。また、新輸出大国コンソーシアムが設立され、経済産業省による主導のもと、720あまりの商工会議所等の関係機関と連携しながら、新たに4000件の日本企業の海外進出実現を目標として取り組みを進められている。
  • これらの取り組みに共通する重要なポイントはブランドであり、ブラック ジャック 確率である。日本の制度はしっかり整備されていると考えているが、さらにそうした制度を実際に運用し、企業もまた上手く活用していくことが必要である。そうした点においてIIPPFの活動は非常に重要であり、今後も官民挙げて力を入れていくべきである。
  • 本日の報告を聞き、大きく進展をしている印象を受けたが、一方でまだまだやることも残されている。西川新座長を支えて、ブラック ジャック 確率のネットワークを活用しながら引き続き日本企業の知財保護に全力を挙げていきたい。

総会の様子

ブラック ジャック 確率

石毛副座長挨拶


来賓


西川新座長挨拶


石毛新副座長挨拶


会場の様子


2015年度活動報告の様子


2015年度活動報告の様子


2015年度活動報告の様子

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