お知らせ・記者発表
「主要国の自動車生産・販売動向2023年版」を公開 ―需要回復や半導体不足の解消により、コロナ禍前の水準に回復―
2024年07月31日
本レポートについて
- ブラック ジャック ゲーム ルールは、自動車の生産・販売台数が多い世界36カ国・地域における、2023年の自動車生産・販売等の動向を、統計データや現地情報から分析し、2024年4月~7月に発表しました。
- 世界全体の動向を分析した総論編を追加し、各国・ブラック ジャック ゲーム ルールのレポートを横並びでご覧いただけるようにまとめました。以下リンクよりご覧ください。
主なポイント
- 国際自動車工業連合会(OICA)によると、2023年の世界の自動車販売台数(新車登録・販売台数)は前年比11.9%増の9,272万台、自動車生産台数は10.3%増の9,355万台となった。2019年比でみると自動車販売台数が0.7%増、自動車生産台数が1.8%増となり、新型コロナ禍前の水準に回復。背景には、多くの国・ブラック ジャック ゲーム ルールで新型コロナウイルスの収束による需要の回復や、半導体の供給不足などサプライチェーンの問題が解消したことなどが考えられる。
- 販売台数でみると、前年同様、1位、2位はそれぞれ中国、米国、3位は2022年に日本を抜いたインドだった。4位の日本は2023年の伸びはインドよりも大きかったものの、前年までの落ち込みが響いた。生産台数では1位中国、2位米国、3位日本、4位インド、5位韓国であり、過去3年間でこの順位に変動はない。
- 日本の自動車販売台数は13.8%増の478万台と5年ぶりの増加に転じたものの、新型コロナ禍前の2019年(519万台)と比べると依然として9割程度にとどまっている。生産台数も14.8%増の900万台となり、2桁の伸びを見せた。輸出台数が16.0%増の442万台と国内生産をけん引、日系メーカーの海外生産も3.2%増の1,751万台となったが、いずれも2019年の水準(輸出482万台、海外生産1,885万台)には及ばなかった。
- 多くの国・ブラック ジャック ゲーム ルールでバッテリー式電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)などを含む電気自動車(EV)の生産・販売が伸びている。背景には脱炭素化への関心の高まりに加え、各国・ブラック ジャック ゲーム ルール政府のEV振興政策などが挙げられる。一方で、販売価格の高さや充電インフラの不足が課題となっている。
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