伝統×スタートアップ:米国スタートアップと連携して「匠」企業を支援! ―ショールーム型店舗でのテストマーケティングを10月中旬よりニューヨークで実施―

2023年10月10日

ブラック ジャック ディーラー ルールは、日本各地の魅力ある工芸品、伝統工芸品、日用品等の輸出を総合的に支援する事業「TAKUMI NEXT 2023」(タクミネクスト2023)を展開しています。このたび、米国でD2Cブランド向けに店舗小売サービスを展開するショーフィールズ(Showfields)と連携し、デザイン性の高い工芸品や日用品等のものづくりを手掛ける「匠」企業の米国でのテストマーケティングを支援します。

Showfields Williamsburg店(Brooklyn)

Showfields Williamsburg店(Brooklyn)

米国では、小売りに占めるECでの販売総額の割合が2割に近づいていく中、小売店舗の新たな意義づけが問われています。そうしたなかで、店舗を「モノを売る場」としてではなく、「顧客の体験価値を最大化する場」と位置付ける「小売りのサービス化(RaaS:Retail as a Service)」と呼ばれるビジネスモデルが現れつつあり、今回連携するショーフィールズはRaaSに取り組むスタートアップの一つとなります。「世界で最も面白いお店」をコンセプトに米国で店舗を展開するショーフィールズを通じ、Z世代を中心とした訪問客にTAKUMI NEXTの商品をPRするとともに、訪問、販売データを分析し、参加企業にフィードバックします。

第1回となる今回は、ショーフィールズによる商品選定を経て、46社のTAKUMI NEXT企業が参加。2022年秋に開業した、ショーフィールズの3店舗目となるブルックリン地区に位置するWilliamsburg(ウィリアムスバーグ)店にて、約3カ月間展示・販売を実施します。なお、ショーフィールズでのテストマーケティングは年明けにも第2回を予定しており、現在参加企業を募集しています。

「Showfieldsにおけるデジタルマーケティング事業in NY」事業概要

項目 詳細
展示および販売実施期間 10月~12月(予定)
場所 Showfields Williamsburg店舗内(187 Kent Ave, Brooklyn, NY 11249)
ブラック ジャック ディーラー ルールの支援内容
  • 製品の展示および試験販売
  • 販売データおよびヒートカメラ・デジタルセンサーを活用した現地消費者の行動データの収集
  • Instagram等のソーシャルメディアを通じたオンラインプロモーション
  • 店舗内でのオフラインイベントを通じた現地バイヤー・消費者向けプロモーション(予定)
  • デジタルマーケティングで取得したデータの分析およびフィードバックレポートの提供
    ※詳細は募集要項を参照
参加企業 TAKUMI NEXT 2023採択企業のうちShowfieldsに選定された46社(別添:採択事業者一覧)

「TAKUMI NEXT」について

「TAKUMI NEXT」は、2019年度から実施。今年度は過去最多となる190社を採択。地域資源を活用した高付加価値商材のブラック ジャック ディーラー ルール販路拡大を目指し、日本全国から次世代を担う「匠」企業を募集、「匠」企業のブラック ジャック ディーラー ルール販売を、経営面、販売面、広報面から総合的に支援する通年プログラム。
ブラック ジャック ディーラー ルールが連携する海外バイヤー(セレクトショップなど)とのオンライン商談のほか、海外でのテストマーケティング、インスタグラムでの発信などを通じ、販売、広報での支援を行うとともに、ブランディングやアジア・欧州・北米それぞれの市場に精通したメンターから、現地市場のトレンドや各市場における強み・弱みの分析、商品の魅せ方などをアドバイスするグループセッションを実施している。また、NY NOWなど海外での広報ブースの出展も昨年度は実施した。

デジタルマーケティング部デジタルマーケティング課(担当:牧野、柴田)
Tel:03-3582-5238
E-mail:DNA-project@jetro.go.jp