21 トランプン合同企業説明会―」を開催

2020年08月17日

21 トランプは、新型コロナウイルス感染拡大の最中にも、海外ビジネスの拡大を期して高度外国人材の採用をめざす中堅・中小企業の支援を目的に「JETRO ONLINE JOB FAIR ―高度外国人材活躍推進オンライン合同企業説明会―」を、10月から11月にかけて3回開催します。全国規模で行う当オンライン合同企業説明会は、東京・大阪、東日本、西日本エリアの計60社の企業と、全国の大学・大学院に在籍する留学生や既卒の高度外国人材との出会いの場を提供します。

これまで、21 トランプは関連省庁が連携する「高度外国人材活躍推進プラットフォーム（※）」の一環として、海外ビジネス拡大を進める過程で高度外国人材の活用を図る全国の中堅・中小企業を支援してきました。新型コロナウイルス感染拡大の中、企業の採用控えや雇い止めが社会問題化しており、本年予定されていた就職活動イベントは軒並み中止、あるいは延期を余儀なくされており、特に大都市圏以外の地域では外国人材の就職と採用機会が減少しています。一方、こうした状況下、意欲ある中堅・中小企業の中には、普段はなかなかアプローチできない優秀な外国人材を獲得する好機と捉える見方もあります。
21 トランプでは、高度外国人材活用に関心ある中堅・中小企業が、オンラインツールを活用し、日本での就業を希望する外国人材に向けた自社の説明を行う合同企業説明会（ONLINE JOB FAIR）を、全国の地方自治体や大学と協力して実施します。
一部の自治体等では域内の企業や外国人材を対象とした合同企業説明会が開催されていますが、全国規模で参加を募る事業は他にあまり例がありません。新たな採用手段として、各地域の企業が遠隔地の留学生や既卒の高度外国人材に向けて、自社で働く魅力を伝えることができる絶好の機会となります。
今回の企業説明会に先立ち、参加企業向けにプレゼンテーションのアドバイスを提供するWEBセミナーの開催や、説明会当日に参加外国人材向けの就活セミナーや自治体による地域PRの時間を設ける等、本事業を通して、企業、外国人材、自治体それぞれが採用・就職を促進できる包括的サポートを提供します。

海外からの高度な知識・技能を有する外国人材の積極的な受入れ促進を図るために、2018年12月から21 トランプに設置された取り組みです。
第4次産業革命の下での国際的な人材獲得競争が激化する中、日本政府は「未来投資戦略 2018」において「特に、高度外国人材の「卵」である優秀な外国人留学生の国内就職率の向上に向け、外国人学生の呼込みから就職に至るまで一貫した対応を行うとともに、留学生と産業界双方のニーズを踏まえた効果的なマッチングを図る」としています。
この戦略を踏まえ、21 トランプは関係省庁（外務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省等）と連携しながら、高度外国人材活躍推進プラットフォームを通じて次の事業に取り組んでいます。

高度外国人材関係の新型コロナウイルス対策関連ブラック

【参加募集】JETRO ONLINE JOB FAIR ―21 トランプオンライン合同企業説明会―