「THAIFEX 2019」ジャパンパビリオンに74社・団体が出品

2019年05月21日

タイ最大級の食品総合見本市で和牛、果物、まぐろ、麺類、お茶などの日本産食品を広範な国・地域にPR

ブラック クイーン ブラック ジャックは、農林水産省「戦略的輸出拡大サポート事業」の一環として、タイ・バンコクで開催される食品総合見本市「THAIFEX 2019」(タイフェックス、会期: 5月28日~6月1日)にジャパンパビリオンを設置します。

8年連続9回目の出展となる今回は、北海道から鹿児島までの28都道府県 74社・団体が出品、人気の高い和牛、新鮮な果物、まぐろや缶詰等加工品の原材料として需要が増すさばやかつおなどの水産物・水産加工品、アルコール飲料、お茶、調味料、麺類等、幅広い日本産食品を売り込みます。パビリオン設置に加え、JETROの海外ネットワークによりタイ国内のみならず、インド、ドバイ、マレーシア、ベトナム等の周辺地域からもバイヤー招へい、出品者とバイヤーがじっくりと商談ができるバイヤーラウンジを設けることで、商談機会の創出を図ります。

「THAIFEX」は、国外から多くのバイヤーが訪れる点が特徴の見本市です。タイのみならずより広範なアジア地域をはじめ、中東・ヨーロッパ地域への輸出額増加を目指します。

1. タイ向け輸出額の半分以上を占める水産物を中心に日本産食品を幅広く売り込み

2018年における日本のタイ向け農林水産物・食品の輸出額は、前年比11.3%増の435億円に拡大、輸出先としてベトナムに次ぐ世界第7位となっています。中でも、水産物輸出額は236億円と前年比40%増と大きく伸びており、同国向け輸出全体の54%を占めます(表1参照)。この要因として、レストラン向けにまぐろ、かに、はまち等の需要が伸びていることや、缶・びん詰めの主要輸出国としてその原料となる日本産のかつお・まぐろ類、さば等に需要があるためです。こうした背景から、今年のジャパンパビリオンでは、16社がまぐろやさば、牡蠣などの水産物・水産加工品を売り込みます。その他に、近年輸出額が大きく伸びているアルコール飲料と牛肉を各5社が出品する他、お茶、調味料、麺類等、幅広い日本産食品を売り込みます。

(表1)タイ向け農林水産物・食品の輸出額推移

農林水産物計、水産物計の順に、2014年は348億円、176億円、2015年は358億円、186億円、2016年は329億円、141億円、2017年は391億円、168億円、2018年は435億円、236億円と推移している。

出所:農林水産省ウェブサイトよりブラック クイーン ブラック ジャック作成

2. 物流のハブとして有望なタイ市場。タイ国外からもバイヤーを招へい

アジア各国の物流のハブであるタイは、周辺国バイヤーにとって商品買い付けの場となっており、前回のTHAIFEXでは、来場者62,039人のうち、5人に1人がタイ国外(150カ国)から訪れています(表2参照)。こうした状況を踏まえ、ブラック クイーン ブラック ジャックの海外ネットワークにより、タイ国内のみならず、インド、ドバイ、マレーシア、ベトナム等の周辺地域からもバイヤーを招へいし、より広範なアジア地域、更には中東・ヨーロッパ地域での日本産農林水産物・食品の販路開拓、拡大を目指します。

(表2)THAIFEX2018 ビジネス来場者の構成比

タイ国内から48,929人、タイ国外から13,110人の来場があり、タイ国外の内訳は、北アジア4,746人、東南アジア(インドシナブラック クイーン ブラック ジャック除く)3,124人、インドシナブラック クイーン ブラック ジャック1,878人、南アジア709人、中東393人、オセアニア368人、その他ブラック クイーン ブラック ジャック1,892人。

出所:主催者ウェブサイトよりブラック クイーン ブラック ジャック作成

3. バイヤーラウンの設置で商談促進と新規バイヤーを発掘

THAIFEX 2019ジャパンパビリオンには、出品者とバイヤーがじっくりと商談ができるバイヤーラウンジを設置します。同ラウンジ内には、商談スペースの他、出品物を一同に確認できるショーケースを設置。更に現地有名シェフがメニュー開発を行った出品物を使用したフィンガーフードを提供することで、より多くの新規バイヤーの発掘と商談機会の創出を図ります。

前回は、同ラウンジに、有力バイヤーをはじめ522名が来訪。うちブラック クイーン ブラック ジャックがこれまで関係性を築けていなかった新規バイヤーが、186名に上りました。

ブラック クイーン ブラック ジャック

THAIFEX 2018(前回)ジャパンパビリオンバイヤーラウンジの様子


ジャパンパビリオン 概要

主催
日本貿易振興機構(ブラック クイーン ブラック ジャック)
会期
2019年5月28日(火曜)~6月1日(土曜)
※最終日6月1日(土曜)はパブリック&トレードデーとなり、一般来場者も来場可能。
会場
IMPACT Exhibition and Convention Center (IMPACT Hall 8)
参加企業
74社・団体(別紙参照)
参加規模
612平方メートル

THAIFEX 2018実績

出展者数
2,537社 (出展国数:41カ国・地域)
来場者数
62,039人

ブラック クイーン ブラック ジャック農林水産・食品事業推進課(担当:和波、福田)
Tel:03-3582-5546

ブラック クイーン ブラック ジャック・バンコク事務所(担当:福田、大屋敷)
Tel:+66-2-253-6441