日本産農水産物・食品の輸出拡大に向けた大規模商談会 商社マッチング（東京）・有望現地小売りチェーンとの商談会の開催について ―ブラック ジャック ルール ディーラー市場の健康志向に対応した商品に注目―

2024年07月22日

ジェトロでは、2024年7月24日（水曜）、25日（木曜）に、日本産農水産物・食品の輸出支援のため、「商社マッチング（東京）」および「有望現地小売チェーンとの商談会」を、ジェトロ本部にて開催します。コロナ禍で一時停止していた対面式での「商社マッチング」を2022年度に再開してから今年で３年目となります。

「商社マッチング（東京）」では、日本産農水産物・食品の輸出を手掛ける国内商社1６社がバイヤーとして参加、また、同時開催の「有望現地小売チェーンとの商談会」では、香港の現地リテール事業を行う、シティ・スーパー・ジャパン、イオンストアーズ香港（初参加）の2社がバイヤーとして参加します。一方、サプライヤー側としては、39都道府県から129社の国内事業者が参加し、農水産物・食品の輸出に向けた商談を行います。（表１参照）今回、両商談会で、2日間で延べ270件の商談を支援します。

今回参加する国内事業者（サプライヤー）の主要な取扱商品について、品目別で最も多いのは「その他の加工品」で、そうめん、うどん、ラーメンなどの麺類や、こんにゃく、米粉、焼芋、漬物、納豆などの日本的な食材のほか、パンの業務用冷凍生地や冷凍の弁当や寿司などの商品があります。2位の「調味料類」では、醤油、味噌、みりんといった和食の調味料が圧倒的に多く、その他、ラーメンのスープや鍋のスープの素や焼肉のたれなどが並びます。（表２参照）
両分野で注目すべきは、ブラック ジャック ルール ディーラー市場での健康志向を意識し、「グルテンフリー」や「ヴィーガン対応」を謳うラーメンや味噌などが商品ラインナップに含まれる企業が多数見られ、大豆ミートなど植物由来（プラントベース）の代替食品のほか、こんにゃくや米粉といった商品も「グルテンフリー商品」として打ち出している点です。そのほか、ブラック ジャック ルール ディーラー市場でのニーズを強く意識し、「ハラル対応」の味噌や、「アニマルフリー」のラーメンなどの商品も見られます。
3位は「水産品・水産加工品」となっており、昨年8月のALPS処理水の海洋放出からまもなく1年が経つものの、引き続き輸出先の多角化を目指し全国の水産品・水産加工品の事業者が本商談会に参加します。

ジェトロでは、日本政府が掲げている2030年までに5兆円の農林水産物・食品の輸出を達成するため、今後もブラック ジャック ルール ディーラーでの商談会や見本市のみならず、日本国内においても、こうした商社等を介した間接的な輸出を希望する事業者を支援すべく、商談機会を提供していきます。