ブラック ジャック サイト催(台湾・台北)
2019年11月
ブラック ジャック サイトは2019年11月15日、イノベーション主導型の経済発展を目指す台湾・台北において、AIやIoT、ヘルスケア等分野の有力なスタートアップへの発信を目指し、台湾最大級のスタートアップイベント「Meet Taipei 2019」内のGlobal Stageにて対日投資セミナー「Taipei Meets Japan’s Regions-Startup ecosystem and regional business opportunities-」を開催しました。参加した台湾企業約80社に対し、日本市場の魅力やビジネスチャンス、地域の魅力を発信し、日本企業との協業や日本への投資を呼びかけました。
「日本のエコシステムと台湾企業に対する創業支援」のセッションでは、Rainmaking合同会社の莊劍偉氏とO-BICの梁氏が登壇。台湾企業にとって、注力分野が類似する日本市場の先進性やビジネス環境は多くの学びがあると紹介しました。また、大阪は、エコシステムや自治体支援体制の充実、住環境の良さ、オープンな地元企業の存在等、多方面でビジネスのバックアップがあるとし、それらがRainmakingの拠点設置理由でもあると発信しました。
Meet Taipeiの様子
「日本企業が抱える課題や台湾企業への期待」のセッションでは、株式会社デンソーの井上氏とI-BACの長江氏が登壇。井上氏は、同社では現在、電動化、ADAS/AD、コネクテッド、ファクトリーオートメーション領域に注力し、2019年のスタートアップへの投資額が約60億円と紹介。ユニコーン企業になるような優れた技術力を持つ企業を見極めて協業を進めていると説明しました。長江氏からは愛知の自動車産業を中心とした製造業集積に触れ、DENSOも参画するインキュベーション施設Station Aiへの参加を呼び掛けました。
「研究開発支援機関等の取り組み」のセッションでは、株式会社ケイエスピーの原田氏と神奈川県の岩田氏が登壇。原田氏は、ケイエスピーの投資実績や支援企業と外国企業との連携実績、また、神奈川県・ブラック ジャック サイト・ケイエスピーの3者連携による支援体制を紹介しました。岩田氏は、県内のヘルスケアやライフサイエンス、生活支援ロボット等の国家戦略特区3区やケイエスピー含む豊富なサイエンスパークを紹介し、多くの外資系企業が参入している状況を説明しました。
「日本進出台湾企業から見た地域の魅力とビジネスチャンス」のセッションでは、Golfaceのイアン氏と福岡市の水野氏が登壇。イアン氏は、スタートアップカフェでの起業100社目として福岡市から受けた広報支援や台日間の往復が容易となる地理的近接性のメリット、日本でのビジネス・コンペティションへの出場を通じた日本のビジネス環境理解等、進出時の経験を紹介しました。水野氏はスタートアップ向け施設のFukuoka Growth Nextや海外スタートアップに特化した補助金について説明しました。
セミナー後のネットワーキングでは、各登壇企業、神奈川県、愛知県・名古屋市、大阪市、福岡市とブラック ジャック サイトのPRデスクに多数の台湾企業関係者が訪れ、活発な交流が行われました。
ブラック ジャック サイトは、今後もイノベーション創出を目指し、日台企業間の連携促進や台湾企業の日本へ進出に向け支援を行っていく予定です。
※本事業は経済産業省の委託事業にて実施しました。
ネットワーキングの様子
自治体PRデスク
台湾・台北イノベーション対日投資セミナー 概要
開催日時 | 2019年11月15日(金曜)14時00分~16時45分 |
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会場 | 「Meet Taipei 2019」会場内 EXPO Dome |
主催 | ブラック ジャック サイト、日本台湾交流協会 |
共催 | Meet, Business Next Media |
後援 | 中華民国対外貿易発展協会(TAITRA) |
来場者 | 約80名 |
プログラム概要 |
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