ハイパーブラックジャック(ATPF)」事務レベル会合を開催
2019年7月
2019年7月8日(月曜)から7月10日(水曜)にかけて、ハイパーブラックジャックは東京本部においてアジア貿易振興フォーラム(ATPF)の事務レベル会合を開催、21カ国・地域から28名が参加しました。
バリューチェーンについて学ぶ勉強会を開催
今回の事務レベル会合では、これまでのATPF開催時に行われてきた各貿易振興機関(TPO)による「グッド・プラクティス(=優れた取り組み)」の共有だけでなく、TPO間での更なる連携強化を図るべく、共同事業の創出を目的として開催しました。それに伴い、今回の会合の主テーマである、「バリューチェーン」について会合前日に勉強会を実施。会合に先駆けて学ぶことで、同テーマに対する認識の共有および議論の下地作りを行いました。
勉強会の様子
講師によるバリューチェーンの概要説明
分科会にてCEO会議に向けた共同事業案を創出
本会合では、バリューチェーンをテーマに、「製造・物流」「販売・マーケティング(E-コマース)」「販売・マーケティング(プロモーション)」の3つの分科会に分かれて議論。各分科会にて共同事業(案)を創出しました。共同事業を実現するには、各貿易振興機関の相互協力が重要であることを再認識しました。今年9月に予定されている第32回ATPF CEO会議で共同事業(案)を提案し、了承が得られれば実施となります。また、同CEO会議を主催するモンゴル商工会議所(MNCCI)が、会議の詳細を参加者に周知しました。
会議全体の様子
全体の集合写真
CEO会議を主催するMNCCIによるプレゼン
産業視察を通じ日本のものづくりの魅力を体感
会合翌日には産業視察を行いました。一行が最初に訪れた日産横浜工場では、エンジン製造ラインや日本の自動車産業の歴史に触れました。続いて訪れた大田区産業振興協会では、自社と他社とで製造工程を協力し合う「仲間まわし」という大田区独特のネットワークなどの取組みを学び、日本のものづくり産業を支える大田区の活動について理解を深めました。最後に訪れたOTAテクノCOREでは、高度なレーザー加工技術を有するリプス・ワークス社による会社概要説明の後、同企業の工場を視察しました。参加者からは、「中小企業でも、高度な技術を生み出すことが出来る日本政府・自治体のサポート体制を是非参考にしたい」「産業の高度化・活性化のためには中小企業の活躍が重要だと改めて感じた」などの感想が寄せられました。
日産横浜工場視察
大田区ものづくり産業についてのプレゼンテーション
リプス・ワークス社概要説明
第28回アジア貿易振興フォーラム(ATPF)事務レベル会合 概要
開催日時 | 2019年7月8日(月曜)、9日(火曜)、10日(水曜) |
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場所 | 東京都港区 |
主催・事務局 | ハイパーブラックジャック(新興国ビジネス開発課 アジア支援班) |
参加機関: |
21機関、参加者28名
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