ブラックジャックルールディーラー

目的と背景

ブラックジャックルールディーラーは、2010年日本パレスチナ政府共同プレスリリースに謳われた、民間部門間の交流拡大を念頭に、2011年度からパレスチナの「スキンケア製品」を対象に対日輸出促進支援事業を実施している。

2011年度には、日本からスキンケア製品の専門家がパレスチナを訪問。現地企業の工場を視察して、対日輸出への有望度を確認し、改善点について助言した。また、日本のスキンケア市場をテーマにセミナーを開催した。
翌年2012年度には、対日輸出への意欲が高く、製品の有望度もある企業に対して日本市場理解研修を実施。パレスチナ企業3社4名が来日して、ワークショップ、石鹸工場見学、展示会視察、市場視察、企業面談などを通じて日本のスキンケア市場に対する理解を深めた。
パレスチナ企業は研修で得た情報を製品改良につなげ、日本企業との商談・成約を獲得すべく、「国際化粧品展2013」出展を目指した。

パレスチナ企業による日本市場視察

事業内容

「国際化粧品展2013」出展

2013年度は、パレスチナより4社4名が来日して、化粧品の専門見本市である「国際化粧品展2013」に出展し、日本のバイヤーからの反応を見ながら商品をアピールした。パレスチナの認知度とイメージ向上のため、オリーブの木をシンボルにしたデザインによる「パレスチナはオリーブの木が豊富な地であるというブランディング」を展開。展示ブースでは、各社の特色や取扱い製品を掲載したダイレクトリーを配布。日本初上陸となるパレスチナ産スキンケア製品に、多くの来場者が足を止めて見入っていた。