見本市レポート SHOP.ORG 2018

オンライン ブラック ジャック向けのテクノロジーが集結

米国・ラスベガス
2018年9月12日(水曜)~14日(金曜)

オンライン ブラック ジャック

セッションの模様(オンライン ブラック ジャック者のベストプラクティス紹介、テクノロジー企業のアイデア発表など)

Eコマースやオンライン ブラック ジャックを支援する技術・サービスなど、オンライン ブラック ジャックとテクノロジーの融合に焦点を当てた展示会兼会議の「SHOP.ORG2018」が、2018年9月12日~14日、米国・ラスベガスで開催された。米国主要オンライン ブラック ジャック者のCEO、CIO、マーケティング責任者など、ビジネス関係者が約2,000人来場した。

今後の伸びが予測されるEコマース

全米オンライン ブラック ジャックの2017年の売上は3兆5300億ドルで、Eコマースによる売上は約1割程度だが、今後は実店舗以上の伸びでオンライン ブラック ジャック全体の売上を牽引していくと予測されている。
全米オンライン ブラック ジャック協会(NRF)主催の旧「リテールズデジタルサミット」は、2017年から「Shop.org」に名称が変更。オンライン ブラック ジャック向けの最新技術をPRしたいテクノロジー企業が出展し、来場する大手小売企業の経営幹部とネットワーキングや商談が行われる。また、小売のベストプラクティスやアイデアを発表し合う会議、小売店見学ツアーもあり、米国オンライン ブラック ジャック界のトレンドや最新のテクノロジーなど様々な情報が得られる場だ。
NRFは毎年1月にニューヨークで定例の小売展示会の「Retail's Big Show」を開催しているが、NRFの広報担当者によれば、「Shop.org」は毎年異なる場所で開催することで、オンライン ブラック ジャック者や出展者に様々な機会を提供している。参加者への聞き取り調査の結果、オンライン ブラック ジャック者同士や新興サービス企業との交流機会や、新鮮な内容を求めていることが分かった。「参加者の求める内容にするべく毎年企画を新たにしている。日本企業の出展も歓迎する。応募の際はまずはウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを確認してほしい」とNRFはいう。

オンライン ブラック ジャック

SHOP.ORG 2018会場の様子

注目を集めるイノベーションラボブース

展示ブースの中でも、「イノベーションラボ」は、オンライン ブラック ジャックに特に影響を与えるテクノロジーを提供する企業が出展する目玉ブース。今回は計34社が出展し、国別では米国24社、カナダ4社、英国2社、フランス、シンガポール、イスラエルおよびアイルランドの各1社が出展した。

イノベーションアワードの受賞4企業を紹介

(1)Awareness(知名率・認知度)部門
Ice Cream Labs(アイスクリームラボ)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます:機械学習するAIを使い商品のカタログ管理を自動化・最適化するサービス。Eコマースの成長による、人の管理が追いつかないほどの大量の商品データを管理・更新しなければならない状況に対応でき、人件費も節減できる。

イノベーションラボブースの模様

(2)Consideration(検討)部門
Allure systems(アルーレ)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます:AR技術を活用し、写真で撮った顧客の全身画像とアパレル商品の画像を画面上で組み合わせる。様々な角度からの表示や拡大・縮小もでき、実際に服を着ているイメージをリアルに表示する。
(3)Engagement(顧客とのブランド価値共創)部門
Hero.(ヒーロー)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます:オンライン購入者と店員をスマホのカメラやチャット機能などで繋ぎ、商品の詳細確認や対話を通じて最適な商品選びをサポートし、オムニチャンネルを促進する。創業者・CEOのアダム・レビーン氏「ネットには商品と情報があふれているが、困っている顧客を直接助けることができる。近く日本にも進出したい。」とコメント。
(4)Logistics and Loyalty(物流とロイヤルティ)部門
ZigZag(ジグザグ)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます:商品の返品管理を支援するソフト。消費者が返品理由などを簡単に入力すると、最適な返品先倉庫が表示され、返品状況の追跡も可能。小売店は返品対応コストの節減と商品の早期再販売が、顧客は早期の返金受け取りが可能。セールスディレクターのマシュー・ディーン氏「出展目的は、自分たちの技術をオンライン ブラック ジャック者に見てもらい意見交換すること。米国では年間3,500億ドルも返品がある。返品理由を分析し将来の返品を減らすことも期待できる」としている。

ロサンゼルス事務所 北條 隆

見本市データ
見本市名 SHOP.ORG(ショップドットオーグ)
開催期間 2018年9月12日(水曜)~14日(金曜)
初回開催年/開催頻度 2017年/年1回
開催場所 ラスベガス・サンズエキスポ
(注)年によって開催都市が異なる。2019年はロサンゼルスで開催予定
出展商品内容 オンライン ブラック ジャック者向け技術・サービス、オンライン小売関連技術
出展者数 123社
※今回、日本企業の出展は見当たらなかった。
来場者数 ビジネス関係者のみ約2,000名
(以下、2017年開催実績)
ビジネス関係者のみ3,500名以上来場
オンライン ブラック ジャック458社(経営幹部・管理職、マネージャー・アナリストなど)
87%は米国拠点の企業
世界21カ国
参加者の専門分野:E-コマース(46%)、マーケティング(15%)、ビジネス展開(12%)、営業(7%)、IT(4%)、経営企画(4%)、マーチャンダイジング(販売計画、商品計画)(3%)、コンサルティング(2%)、その他(7%)
参加者の86%は購入決定権限(最終、推薦、限定権限を含む)を持つ
参加者の商談予算は、53%が10万ドル以下、19%が10万ドル~25万ドル、28%が25万ドル以上
入場料 入場はビジネス関係者のみ。入場パスの入手にはウェブサイトから事前登録が必要。
入場料(2018年の場合)

※早期申込割引あり

オンライン ブラック ジャック関係者
NRF会員オンライン ブラック ジャック企業:1人分無料
NRF会員:5名以上のチームは@775ドル、11名以上のチームは@675ドル
NRF非会員:5名以上のチームは@1,075ドル、11名以上のチームは@975ドル
オンライン ブラック ジャック関係者以外の投資家、ベンチャーキャピタリスト、コンサルタント(100名限定)
NRF会員:2,500ドル
NRF非会員:3,500ドル
出展料(2018年の場合)

イノベーションラボ(NRF会員1万ドル、非会員1万2,000ドル、3年以下のスタートアップ5,000ドル)

主催者 全米オンライン ブラック ジャック協会(National Retail Federation)
事務局連絡先 National Retail Federation
住所:1101 New York Ave NW, Washington, DC 20005
Tel:1-800-673-4692 or +1-202-783-7971
Fax:202-737-2849