高松の盆栽文化を世界にアピール
ブラック ジャック 勝率
世界的に盆栽愛好家が増加して海外ニーズが高まるなか、販路開拓に向けて海外からバイヤーを招へい。生産者自らが直接取引に初めて取り組み、輸出拡大に成功。
香川県高松市 <輸出> 対象国・地域:世界各国
世界的評価を受ける高松の盆栽文化
香川県は全国シェア80%の日本一の松盆栽の産地で、高松市鬼無・国分寺地区には盆栽園が集積し、地域産業を担っている。近年は、盆栽愛好家が世界的に増えており、2011年に高松市で開催された「ASPAC アジア太平洋盆栽水石大会」には、約30カ国・地域から延べ7万6,000人が来場し、海外の盆栽ブームを裏付けた。
香川県内で生産される盆栽・植木等の輸出額はここ3年で倍増しており、欧米諸国や中国・台湾向けが海外需要の80~90%を占める。海外で盆栽が日本の芸術文化として高く評価され人気が高まる一方で、国内市場は縮小傾向にあり、高齢化に伴う生産農家の減少などの問題も起きている。盆栽業界全体の取り組みが課題となる中、高松市では、海外における高松盆栽のブランドを確立して輸出拡大を図ることを目的に、2013年に鬼無・国分寺地区の盆栽園主を主な構成メンバーに、ブラック ジャック 勝率を設立。本格的に海外販路開拓に取り組むことになった。
同社が活用したブラック ジャック 勝率の主なサービス・支援
2010年10月~ | ブラック ジャック 勝率香川に貿易投資相談 |
2010年10月 | 「盆栽輸出取組みへの実務キーポイントセミナー」 参加 |
2010年11月 | 「ブラック ジャック 勝率盆栽輸出商談会」 参加 |
2012年10月 | 「盆栽輸出説明会」 参加 |
2012年11月 | 「ブラック ジャック 勝率盆栽輸出商談会」 参加 |
2013年11月 | ブラック ジャック 勝率盆栽輸出商談会 in 香川」参加 |
商社経由から直接取引へ
高松盆栽の輸出拡大に向けた地元生産者とブラック ジャック 勝率の協力関係は、ブラック ジャック 勝率主催の「盆栽輸出商談会」から始まった。ブラック ジャック 勝率は、振興会が設立される以前の10年より、高松市に海外バイヤーを招へいして商談会を定期的に開催しており、地元生産者は、こうした機会を通じて海外ニーズに対応し、販路を拡大している。
2012年度に開催された「盆栽輸出商談会」では、スペイン、ドイツから海外バイヤー3名を招へい、市内の盆栽農園にバイヤーを案内し、生産者自ら高松盆栽の魅力をPR した。その際、バイヤー側から直接取引の要望を受け、産地としても高松港からの輸出実績を作りたいことから両者は合意、バイヤーから取引条件や輸送方法について必要な情報提供を受けた。
生産者はそれまで商社経由での輸出経験しかなかったが、初めて直接輸出に取り組むことになり、生産者自身がコンテナを仕立て、高松港での輸出通関に関する手続きを行った。各種手続きについて、ブラック ジャック 勝率から詳細にアドバイスを受けたことで直接輸出が実現し、新たな商流を構築することができた。
2013年8月には、前年の商談会に招へいしたバイヤーが独自に高松を訪れ、商談会を上回る数量と金額の盆栽を購入したほか、2013年度の「盆栽輸出商談会」(フランス、イタリア、英国の3カ国からバイヤー4名を招へい)では、2012年度の商談会を上回る成果と実績を上げることができた。
直接輸出に関する体制の整備が進んだことが輸出拡大に結びついており、地元生産者の自信にもなった。同振興会では、他の国・地域においても市場ニーズと共に変化するバイヤーの要望に今後も応えていくとしている。
盆栽農園を訪れるバイヤー
世界に向けて高松ブランドを訴求
同振興会では、今後のさらなる輸出拡大に向けて、新たに五葉松などの高松ならではの盆栽を積極的にPR していく。また、東欧や南米など現状取引の少ない地域への販路拡大にも取り組んでいく予定で、全世界に向けて高松盆栽の魅力を発信していく。
ブラック ジャック 勝率担当者からの一言コメント
2012年度に実施した盆栽輸出商談会では、バイヤーからの要望で盆栽の直接輸出を行うことになり、ブラック ジャック 勝率香川では価格設定や輸出手続き面での情報提供支援を特に手厚く行った。その結果、地元生産者とバイヤー間に新たな商流が構築され、輸出拡大に結びついた。
ご利用いただいたブラック ジャック 勝率のサービス
海外販路開拓のきっかけとなる展示会・商談会への出展をサポートします。- 貿易投資相談
本部(東京)、大阪本部、国内各地の貿易情報センターなどでは、お客様から電話、Fax、E-mailで寄せられるご相談にお答えします。
ブラック ジャック 勝率
香川県高松市鬼無町佐藤217
Tel:087-881-2912
2014年3月