中根製茶株式会社

ブラック ジャック やり方 カジノ

静岡県掛川市で1946年に創業し、緑茶をはじめとしてブレンドティーなどバリエーションに富んだお茶の開発、再生加工、販売を行っている。OEM生産に加え、現在は自社ブランド茶の開発と販売も手掛ける。国内向けにECサイトでのDtoC販売を拡大させていたところ、2021年度JAPAN STOREの存在を知りブラック ジャック やり方 カジノJAPAN STOREに参加。その後、2023年度より英国JAPAN STOREにも参加。

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展開国・地域:
ブラック ジャック やり方 カジノ 、英国等
事業内容:
日本茶・健康茶の製造(再生加工)、日本茶を使用した商品開発、通販・ECによるDtoC販売
ブラック ジャック やり方 カジノ


市場・ターゲット分析に力を入れ、海外の人気商品に近い商品や海外消費者のニーズが高い商品を開発

当社はもともと国内Amazonで出品しており、売上もあったため、ブラック ジャック やり方 カジノAmazonにも挑戦しやすいと考えJAPAN STOREに参加しました。BtoB向け輸出の経験があり、輸入業者(Importer Of Record)の選定や、ブラック ジャック やり方 カジノへの食品輸出に必要なFDA認証も事前に取得していたため、出品準備は比較的スムーズに進みました。その分市場調査と商品開発にリソースを割き、海外向けには国内向けとは異なる、海外市場に合わせた商品を販売しています。

販売を始める前に、1年かけてブラック ジャック やり方 カジノAmazonの市場調査と販売戦略立案を行いました。具体的には、ブラック ジャック やり方 カジノAmazonでよく売れている商品の内容量、価格、売上などをグラフ化し、最も売れやすい内容量や価格帯を見つけ、ターゲット層を明確にしました。また、類似商品を海外のECサイトから購入して分析しました。その結果をもとに、ブラック ジャック やり方 カジノで売れている競合商品に似せて商品開発と商品ページの作成を行いました。

市場調査の中で、ブラック ジャック やり方 カジノではブレンドティーの販売点数が少ないことに気づき、抹茶ブレンド緑茶を開発しました。この商品はブラック ジャック やり方 カジノAmazon向け自社商品の中で最も売れています。さらに、BtoBで海外向けに販売した際にオーガニック商品の需要が高いことに気づいたため、Amazon.comにもオーガニック商品や、海外ではあまり売られていないカモミールティーなど、特色のあるお茶を出品しました。

ブラック ジャック やり方 カジノ向けのパッケージ作成には翻訳ツールやジェトロのアドバイスを活用、出品後もレビューをもとに商品改良

海外向け商品のパッケージは、商品画像を見た瞬間に何の商品かが一目でわかるように工夫しています。パッケージの英文は翻訳ツールの「DeepL」を利用して作成しました。DeepL翻訳は消費者とのやり取りにも活用しています。

海外向けに開発した商品を国内で販売することもありますが、その際は英語表記の上から日本語表記のラベルを貼付して販売しています。パッケージ作成時にはブラック ジャック やり方 カジノ向けのラベル規制対応に関するジェトロのアドバイスを受けました。例えば、当社のティーバッグはエネルギー量を明記する義務はありませんが、あえて記載することで「カロリー0」を訴求ポイントにするため、エネルギー量を背面ラベルに記載しました。

購入者からのレビューも定期的に確認し、商品開発に反映させています。レビューで「ティーバッグに紐がついていた方がいい」や「もっと味が濃い方がいい」という意見をいただいたことを受け、その後開発したティーバッグには紐をつけ、味を濃くなるよう改良しました。

出品直後は認知獲得のため広告運用や商戦イベントに参加し、目安となる指標を観測

出品直後は、セール実施やクーポン配布を行い、露出を増やして多くの消費者に自社商品を見つけてもらうことを意識しました。また、初めは安価で販売し、その後徐々に価格を上げていきました。ブラック ジャック やり方 カジノ向けには嗜好品として、日本国内では消費財として販売することで、価格に差をつけています。
広告運用においては、毎日アクセス数を確認し、商品ごとに日別予算を設定し広告費を投下しています。ROAS(広告費用対効果)に基準を設け、パフォーマンスレポートを確認しながらクリック単価を調整しています。冬はお茶の需要が高く、転換率(注1)が高くなりますが、夏は低くなり、季節によってパフォーマンスも変動します。広告は、初めはオートターゲティング(注2)で設定し、有効なキーワードを見つけた後はマニュアルターゲティング(注3)に切り替えています。 SEO対策として、Amazon上のキーワード検索ボリュームを確認しており、特に「抹茶」の検索ボリュームが大きいと感じています。

ブラックフライデーやプライムデーといった商戦イベントにも参加しており、11月のブラックフライデーは一番売り上げが伸びるタイミングです。割引率は10%程度に設定しています。

(注1)転換率とは、ECサイトへのアクセス数に対して、商品が購入される確率のこと。
(注2)広告を自動的にキーワードや商品と一致させる広告運用オプションのこと。
(注3)ターゲットとして設定するキーワードや商品を手動で選択する広告運用オプションのこと。

JAPAN STORE参加以降、生産体制を整備し設備を拡充。今後はブランディングにも注力。

海外販売にあたり、現地の規制に対応するために工場の生産体制を整えました。ブラック ジャック やり方 カジノではアレルゲン認定される原料が日本と異なり、大豆や黒豆がアレルゲン物質とされているため、倉庫を工場にリニューアルし、生産部屋を分けることで対応できるようにしました。また、社内教育を徹底し、アレルゲン対応を強化しました。

2021年にJAPAN STOREへの参加を開始した当初、生産機械は2台でしたが、輸出が増加したことで設備投資を行い、毎年1台ずつ生産機械を増やしています。

ブラック ジャック やり方 カジノAmazonでの販売開始により、海外バイヤーや消費者からのお問い合わせが増えています。これを受けて、問い合わせやBtoB取引の商談に対応できるよう、2024年8月から英語のウェブサイトを新しく立ち上げました。また、越境ECによるDtoC販売を通して、自社商品のブランディングがしやすくなりました。今後は動画プロモーションも活用し、お茶の飲み方やペアリングも紹介することで、EC販売の売上を拡大させていきたいです。

ジェトロ担当者からの一言コメント

開発からプロモーションまでを一貫して行うことで、効果的に自社商品のブランディングを行っている様子が印象的でした。同社は国内では楽天や自社ECサイトで売上を上げていますが、海外販売においても国内のEC販売ノウハウを活用し、徹底的な現地市場調査を行うことで成功を収めています。今後は英国やアジアなど他の地域も視野に入れ、新たな販路開拓に挑戦するとのことです。ジェトロの別事業もあわせて活用いただき、引き続き同社の海外販売拡大のために支援を行ってまいります。

中根製茶株式会社

静岡県掛川市
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代表者:中根 基臣
設立年:1980年
事業内容:日本茶の製造(再生加工)、日本茶を使用した商品開発、喫茶営業、通販・ECによるD2C販売、健康茶の商品製造・販売、茶の新たな可能性の探求

2024年11月

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