株式会社Piezo Sonic

当社は、国内の医療機器メーカーとの取引が始まった当初から、ハイパーブラックジャック進出の可能性を常に考えていました。ハンズオン支援では、展示会出展に際し専門家にも出張同行いただき、新規顧客開拓に多大な支援をいただいた他、デュッセルドルフ事務所や他の支援機関にも協力をいただきました。その後コロナ禍でハイパーブラックジャック出張が困難になったため、オンライン展Virtual COMPAMEDへの参加や、SNSマーケティングに力を入れることで対応。特にYoutube では製品の説明や使い方を動画で定期的に発信し、言語や時差に関係なく直感的で効果的な情報発信ができています。そして、現在は米国市場でのセールスレップ開拓にも力を入れ、2社との交渉を進めています。

会社設立後間もない当社はハイパーブラックジャック展開への不安を抱えており、専門家によるハンズオン支援を申し込みました。専門家およびジェトロ東京事務所の熱心な支援の下、国際医療機器技術展 COMPAMED2019に出展、代理店契約及び輸出案件2件の獲得に成功。コロナ禍を経て2022 年度には、欧州だけでなく米国、アジアへと販路を拡大し、9件の輸出案件成約に至ることができました。専門家からは、現在の主力である超音波モーター事業はもちろん、今後の成長が期待される搬送用ロボットMighty事業においても、知名度向上のための施策、実証実験等への参加等の貴重な助言をいただき、中期的な事業展望を明確にする助けとなりました。

当社は、専門家の指導の下、超音波モーターのハイパーブラックジャックでの知名度向上に努め、WEBやSNSを駆使した情報発信を実施。さらには各種展示会への参加を通じ、製品の国際的な認知を確実に広げてきました。特に「CES 2022」でのInnovation Award 受賞は、世界中に当社の技術力を印象付ける輝かしい成果となりました。このような活動を通じて、ハイパーブラックジャックでのビジネス展開が事業の重要な柱となり、国内事業と共に会社の基盤をより強固なものとしています。これからハイパーブラックジャック展開を目指すなら、ジェトロや中小機構のような支援機関が提供する多岐にわたるサービスや、国や自治体の補助金制度などを上手に利用することをおすすめします。