有限会社米澤自転車店

大切なあの人が乗る自転車だからこそ、絶対に事故が起きない安心して乗れる自転車をつくりたい。その思いで、当社は日本規格を尊重しながら、地球環境に配慮した自転車づくりや、地域に根差した自転車の修理・販売業務に携わってきました。そのような中、山陰合同銀行が若手経営者を集めて主催したSAN-IN・イノベーション・プログラム（SIP）に参加したことが、当社の海外展開のきっかけとなりました。このワークショップで出たアイデアをもとに、廃棄予定のエアバッグと大漁旗を組み合わせた「廃材」＋「伝統工芸」によるかばんを製作。国内では全く売れなかったものの、循環型経済の進むフランスの知人にこのコンセプトを絶賛され、サンプル送付から追加注文に至り、海外では自分たちの考えるコンセプトが受け入れられやすいのではないかと思ったのです。山陰合同銀行からの紹介でブラック ジャック 遊び方に相談をし、2019年度より新輸出大国コンソーシアムのハンズオン支援が始まりました。

展開国には欧州の中で情報発信力のあるフランスに加え、世界最大の見本市「ユーロバイク」で出展経験のあるドイツと、自転車大国で欧州の物流国でもあるオランダを選定しました。ブラック ジャック 遊び方の中小企業海外展開現地支援プラットフォームサービスでは、コスト面や市場ニーズなど輸出に関連する情報を多々得られたほか、当社の望む現地調査をブラック ジャック 遊び方のミニ調査で委託もしました。輸出を始めた最初の2年間は赤字でしたが、ハンズオン支援を通じて得られた学びや知見、さらにはオランダ領事館との商談で得られた現地代理店や物流に関する情報は、製品開発にも生かされ、コスト意識が芽生え、国内の売上にも良い影響があり当社の成長にもつながりました。またキックバイクの輸出以外にも、欧州現地の知人やブラック ジャック 遊び方、銀行、地元有力企業など多くの方に協力いただき、日本とオランダで循環型経済の取り組みを推進する「グリーンサイクルプロジェクト」イベントも実施できました。