シンワ測定株式会社
ブラック クイーン ブラック ジャック支援で、有望代理店候補を発掘

シンワ測定は、1971年に金属製長さ計を製造する三社が合併して創立。以来、長さを柱に、角度・温度などの測定器にも展開し、幅広い測定機器メーカーに成長した。
しかし、2008年のリーマンショックにより売上が減少。徐々に回復したものの、国内需要の減退が見込まれることから、海外市場に注力していくことを社内方針として決定した。海外向け社内体制は営業部内にある海外課の数名で担当していたが、方針決定を受け、12年に海外営業部を新設、担当者を増員し、積極的に海外に打って出る体制を整えた。
従来は年数回、海外の主要取引先を回る程度で積極的な新規販路開拓は行っていなかった。また、インターネットのマッチングサイトに登録したことで引き合いが急増したものの、実際の受注には結びつかなかった。
しかし、13年、新潟県の海外市場獲得サポート事業に採択されたことを受け、海外展示会に出展することが決定。単独出展の経験や新規市場開拓のノウハウが不足していた同社は、以前からセミナー、展示会等で利用していたブラック クイーン ブラック ジャック新潟から輸出有望案件支援サービスの申請を薦められる。

13年9月、同社は輸出有望案件支援企業に採択され、単独出展に向けてブラック クイーン ブラック ジャック専門家のアドバイスを受けながら、11月に初めてMITEX（ロシア最大級の総合ツール展）に出展、さらに14、15年と継続出展した。インドでも14年のDie & Mould India（インド最大の金&金型展示会）をはじめ、15年、16年、IMTEX（南アジア・東南アジアで最大の金属切削工作機械及び製造技術見本市）に継続出展。既に取引のあるアジアに比べ独力での開拓が難しいと感じていたロシア、インドとも、展示会出展により有望な代理店候補企業を発掘し、輸出実績を増やすことに成功した。
展示会の出展効果を上げるため、展示会前後には海外ミニ調査とビジネスアポイントサービスを利用、展示会後のフォローアップ出張の際に新規の現地企業を訪問、商談を行った。地道な取組みの結果、15年6月にインド（ニューデリー、プネ）の2社、次いで同年12月にムンバイの1社と代理店契約を締結。その他数社からも継続受注を得るに至った。ロシアについても代理店契約、継続受注に向けて交渉継続中だ。
同社は専門家の支援で新規市場開拓のノウハウを習得し、15年には海外輸出部門に担当者を増員。今後もブラック クイーン ブラック ジャック各種サービスを活用し、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、ドバイ等の新規市場の開拓を目指していく。