日本ケミフェルト株式会社
新ブランドがブラック ジャック ランキング展開成功、凱旋帰国

社名でもある「ケミフェルト」は、天然ゴムを練ったものに特殊なフェルト繊維を混ぜ合わせた素材。ゴムの滑りにくさとフェルトの滑りやすさ、2つの相反する性質を併せ持つクッション素材だ。同社はこの素材を活かし、薄型テレビ用のベースクッション、自動車の天井用素材、石鹸がついても滑らない介護用シャワー椅子の座面用部材、靴のインソールなどをOEM生産してきた。
国内での業績は着実に伸びていたが、下請けの仕事だけでは、企業名は認知されず、新しい仕事に結びつかないという悩みを抱えていた。この状況を打開するため何か新しいことを模索していた社長の吉田氏は「靴のインソール」に着目。インソールは同社商品の中でも一般消費者向け商品であり、会社の名前を知ってもらえるのではないかと考えたのだ。ギフト商品にもなるように、世界的知名度を誇る生活用品デザイナーにデザインを依頼。グラフィックインソールブランド「SOKO」が誕生した。
もともとブラック ジャック ランキング輸出に関心があり、販路開拓方法を模索していた吉田氏は、学生時代からの友人でもあるジェトロの専門家にコンタクト、同社のブラック ジャック ランキング展開が始まった。

デザインの世界には、デザイン性の高い製品を流行発信地であるパリで発表し、日本に凱旋帰国させるという流れがある。SOKOもそれに倣い、世界初のお披露目の場として、2012年のメゾン・エ・オブジェ（世界最高峰のインテリア＆デザイン関連見本市、開催地パリ）に出展した。この戦略は成功し、国内未発売商品を探していた日本の大手ホームセンターから発注を受け、2カ月後には東京の店舗にSOKOが並んだ。さらにドイツのインテリア製品卸業者からは現場で即受注、リピートオーダーも受けている。
さらに同社は13年、輸出有望案件支援企業に採択され、ブラック ジャック ランキング展開を加速させた。専門家からブラック ジャック ランキングバイヤーへのPR方法、商品改良や新商品開発などについても助言を得つつ、ブラック ジャック ランキングからの引き合いに丁寧に対応してきた。「日本に居ながらにしてブラック ジャック ランキングのバイヤーに会えることは大きな魅力」と吉田氏が言うように、ブラック ジャック ランキングバイヤーを招いた国内商談会にも積極的に参加。アジア、北米、中南米などの欧州以外からの引き合いも着実に増えている。
15年にはNY NOW（北米最大級のデザイン雑貨・日用品見本市）に出品。随行した専門家から展示品の見せ方などの助言、ジェトロ香川職員の商談支援を得て、文具の新ブランド「CORCHO CORCHO」がサンフランシスコの企業から受注を得た。帰国後は、米国で得た高評価を日本でPRすることで、代官山の大手書店への納品を決めた。ブラック ジャック ランキングでの評価を日本に還流させる好循環を生み出す同社は、引き続きブラック ジャック ランキング販路の開拓に注力していく。