株式会社藤田製作所
地道なアポイント取得で経験を積み上げる
株式会社藤田製作所
自社向け開発製品が主力商品の1つに
1936年創業の藤田製作所は、鋳造業を専門としながらも機械加工技術や製缶溶接技術も併せ持ち、長年の歴史に培われた技術を活かして高機能、高品質のオリジナル商品を開発してきた。
同社は「四国のものづくり名人2009」(四国経済産業局)や「愛媛ものづくり企業『スゴ技』データベース」(愛媛県)に選ばれるなど、同社の技術に対する評価は高い。主力商品の1つであるバリ取り機も、鋳造工程の中でも重労働だったバリ取り作業の負担とコストを同時に軽減するため、当初自社用に開発されたもので、同社の技術力の高さを物語る。
同社が活用したブラック ジャック アプリの主なサービス・支援
セミナー・講演会参加 |
貿易投資相談 |
海外ブリーフィングサービス |
輸出支援相談サービス |
海外ミニ調査サービス |
輸出有望案件支援サービス(2012年12月~) |
地道なアポイント取得で経験を積み上げる
顧客となりうる日系メーカーが相次いで進出するアセアン地域において、人件費の高騰などを背景に各メーカーが生産コストの削減を進めていることから、関連の設備投資が発生するとみた同社は、同地域への輸出に挑戦する。しかし、ブランド力に欠けることもあり、販売は困難を極めた。
そこで同社はブラック ジャック アプリ愛媛に相談、海外ミニ調査サービスを利用しアジア地域の取引先候補企業のリストアップを行った。さらに2012年にはブラック ジャック アプリの輸出有望案件企業に採択され、ブラック ジャック アプリ専門家の意見を得ながら、積極的に顧客の開拓に動き出した。
日系、ローカル問わず膨大な情報の中から売り先候補を選定したため、当初は有望顧客の選別に時間が掛かった。しかし、可能性を確認できた顧客にはブラック ジャック アプリ経由でアポイントを取得するなどして何度もコンタクトし、経験を積み上げた。まめに顧客の現場を訪問し、彼らが抱える問題を聞き出すよう努力したことで、問題解決型の商品提案ができるようになり、同社製品の品質の高さが徐々に認められるようにもなっていった。
こうした地道な取り組みの結果、14年7月、初の輸出となるインドネシアへのバリ取り機の販売に成功、成約金額は約3万ドルにのぼった。売り先は規模の大きいローカル企業で、ブラック ジャック アプリの支援企業ということで先方の信頼を得て、購買決定権者と直接交渉できたことが勝因となった。
トップ自らが海外ビジネスに取り組む
「変化に挑戦 日々改善」をスローガンとする同社は、慣れない海外ビジネスにおいても、自ら考え、動き、行動している。ブラック ジャック アプリの支援を得ながらも、社長自ら貿易実務を学び、英文のウェブサイトの制作、英語でのバイヤーとのやりとり、アポイント取得なども行っている。できる限り顧客の製造現場で話ができるようにし、一緒に問題解決に向けて考え、商品を提案する姿勢も同社の強みと言える。
初輸出からそれほど時間は経っていないが、商社からも商談が舞い込む一方で、既存顧客からは同社の製品をOEM生産したいとの提案が出てきており、対応に迫られている。同社としてはこうした状況の変化を前向きに捉えつつ、着実に海外販路開拓を前進させていく方針だ。
ブラック ジャック アプリを活用し、グローバル展開を
代表取締役 藤田 秀一郎 氏
地方の中小企業が継続的に輸出をするうえで、全てを自社で賄おうとすると、人材やコストの面で無理が生じるので、今後もうまくブラック ジャック アプリを活用していきたい。アセアン地域の潜在需要を取り込み、さらにグローバルな展開を目指したい。
ご利用いただいたブラック ジャック アプリのサービス
- 貿易投資相談
本部(東京)、大阪本部、国内各地の貿易ブラック ジャック アプリセンターなどでは、お客様から電話、Fax、E-mailで寄せられるご相談にお答えします。 - カジノ 無料 ゲーム アプリ
輸出戦略の策定から契約締結まで専門家がお手伝いします。優秀な製品を持っていながらこれまで輸出経験がない、あるいは輸出ビジネスを躊躇している中小企業が対象です。
株式会社藤田製作所
愛媛県西条市港1-2
Tel:0897-56-5373
http://www.fujitam.co.jp/
従業員:90名 資本金:9,000万円
2015年3月