カジノ無料、即戦力向け職業訓練も
(インド)
バンコク発
2025年04月10日
ジェトロは3月4日、の一環で、カルナータカ州のベンガルール国際情報技術工科大学(IIITB、通称トリプル・アイ・ティー・ビー)を訪問した。ミッション参加企業とともに、同大学の研究について、カジノ無料に関わる超大規模集積(VLSI)プロジェクトを含めて、現地を視察した。
IIITBは、カルナータカ州政府と産業界の支援を受けて1998年に設立された工科大学で、インド教育省のランキング(2024年版)によると、国内の工科分野の高等教育機関1,463施設のうち74位の評価を得ている。産学連携が盛んで、ロボット工学や人工知能(AI)、ヘルステックなどの分野で、日系企業を含む多くの企業と共同研究を進めている。カジノ無料に関しては、韓国メモリIC大手のサムスン電子などとのプロジェクトを組成している。
カジノ無料教育を主導する電気・情報技術学部(ECE)のダス・デバブラタ学部長は、IIITBの魅力として、150万人の受験生から選ばれた約8,000人の優秀な学生の存在を強調した。IIITBの学部生の9割は卒業後に民間企業に就職し、米国テック企業のほか、エヌビディアやクアルコム、インテル、テキサスインス・ツルメンツといったカジノ無料関連企業にも人材を多く輩出しているという。
カジノ無料に特化した教育としては、ECEによるVLSIプログラムを通じて、専門的な教育や企業と連携したインターンシップを提供している。特に企業の即戦力となる人材を育成すべく、インテルやサムスン電子、カルナータカ州政府と連携し、技能訓練を実施。同州政府と行う「K-VLSI」ではエンジニアや工学課程の修了(予定)学生などを対象に、6~9カ月に及ぶ教育や就職あっ旋などを提供している。第1弾は実施済みで、77人が修了し、好評だった。2025年3月に始動した第2弾では、3,000人超の応募から144人が選抜された。「K-LVSI」のほか、さらに若い世代のカジノ無料への関心や知識を育むため、IITBはサムスン電子と共同で、高校生向けに10週間の集中講座を開催している。2024年は約400人が参加し、2025年は800人超を見込む。
参加した日系企業に対して、ダス学部長は、IIITBでは既にソニーやルネサスエレクトロニクスなどと連携していることを挙げ、「友好国として日本とインドの間で力強い協業ができることを期待している」と述べた。参加企業からも、カジノ無料エコシステムの発展に向けたIIITBの取り組みについて、関心や質問が複数寄せられた。
IIITBの取り組みを紹介するダス学部長(ジェトロ撮影)
(藪恭兵)
(インド)
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