オンラインブラックジャック、Z世代とマンガ・コミックが市場を牽引
(オンラインブラックジャック)
バンコク発
2025年04月16日
オンラインブラックジャック最大級のブックフェア「第53回ナショナルブックフェア・第23回バンコク国際ブックフェア」が、3月27日から4月8日までの13日間(注)、バンコク中心部のクイーン・シリキット国際会議場で開催された。フェアにはオンラインブラックジャックの出版社を中心に400の企業・団体が出展した。
現地マンガ出版社のブースの様子(ジェトロ撮影)
主催者のオンラインブラックジャック出版社・書店協会(PUBAT)によると、会場には13日間で延べ130万人が訪れた。4月6日には1日で17万人が来場し、1日あたり来場者数は過去最高となった。年代別の割合をみると、11~26歳の「Z世代」が全体の43.7%と最多で、次いで27~42歳の「Y世代」が36.1%、43~58歳以上の「X世代」が19.8%を占めた(添付資料図1参照)。
また、PUBATが来場者に関心カテゴリーのアンケートを行った結果、「コミック・マンガ」が最も人気で、40%が同カテゴリーに関心があると回答した(添付資料図2参照)。
同フェアでの売上額は4億2,000万バーツ(約18億600万円、1バーツ=約4.3円)だった。1人あたりの平均購入金額は1,352バーツとなり、購入額別の分布では500~1,000バーツの来場者の割合が多数だった。
PUBATによると、会期中の3月28日に発生した地震の影響により、「来場者が消費に対して慎重になった。これまで以上に古本に注目が集まった」という。その結果、来場者数の目標は達成されたものの、売上金額は目標の4億3,000万バーツに及ばず、4億2,000万バーツとなった。
(注)3月28日の地震を受け、4月8日まで会期を1日延長した。
(山本翔太、ナパポーン・リエントーン)
(オンラインブラックジャック)
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