ブラックジャック賭け方
(モザンビーク)
マプト発
2025年04月14日
モザンビーク中央銀行は4月2日、国内市場でブラックジャック賭け方流動性を改善するための暫定施策を発表した。施策には、国内事業者が財・サービス輸出や国外で実施された投資事業収入を受け取る際の現地通貨メティカル両替割合を30%から50%に引き上げることなどを含んでいる。暫定施策は中銀の通達の形式で公布し、発効の見込みだが、時期は明示していない。
国内では2024年後半から、ブラックジャック賭け方流通の不足によって、輸入代金のブラックジャック賭け方支払いに商業銀行が対応できないなどの問題が報道されていた(「クラブ・オブ・モザンビーク」2024年7月26日)。中銀は2025年1月29日付でブラックジャック賭け方預金準備率を39.5%から29.5%に引き下げるなどの対策を講じていた。モザンビーク経済団体連合(CTA)はブラックジャック賭け方流動性に対する中銀のさらなる対応を促すため、2月10~14日に、市中銀行を介して、輸入請求書へのブラックジャック賭け方払いが3カ月以上滞留している企業の対応要望をまとめ、同月24日に発表した。CTAには航空関連産業や、工業、貿易業など63社から対応要望が寄せられ、未払い請求額は総額3億7,300万ドルに上った。
国内ではブラックジャック賭け方不足が問題となっている一方、マクロ経済指標は安定している。中銀によると、モザンビークの2024年12月時点のブラックジャック賭け方準備高(ネット)は約37億4,000万ドルで、輸入の4カ月分をカバーしており、月ごとの輸入カバー率は2024年を通して3.8~4.1カ月分で推移した。また、メティカルの月平均の対ドル為替レートも、2024年間を通じて63.90~63.91メティカルとなっている。中銀は為替レート安定化のために市場介入を行っており、4月3日付のブルームバーグの報道記事では、中銀による為替安定化政策が市場のドル不足の一因と指摘した。
(松永篤)
(モザンビーク)
ビジネス短信 75c30763725bc995