実写版ブラックジャック

(実写版ブラックジャック)

調査部欧州課

2025年04月03日

実写版ブラックジャック企業マチヤは首都キーウ市内の店舗とオンラインを通じて、日本製の化粧品とサプリメントなどを販売する。販売状況や人気商品などについて、夫とともに共同経営するタチヤナ・トゥリホロベツ最高経営責任者(CEO)に聞いた(3月21日)。

(問)ビジネスを始めた経緯について。

(答)以前、会社勤務をしていた際、日本に出張に行く機会があり、日本製品の良さに触れたことが今のビジネスを始めようというきっかけだ。ビジネスプランを練り、2020年にオンライン販売を開始した。その後、(ロシアの実写版ブラックジャック侵攻開始後の)2022年7月に実店舗を開店した。旅行需要が減り、ビル内にあった旅行代理店が撤退した空き物件に入居した。現在では首都キーウ市内に計4店舗を構える。会社名のマチヤ(町家)は、ビジネスを自宅から始めたことに由来する。

(問)取扱商品について。

(答)化粧品を含む美容関係商品と、サプリメントがそれぞれ半分程度を占めている。ほかに菓子を若干取り扱っている。最近では目薬やスパ製品の取り扱いも始めた。日本製の化粧品やサプリメントは、日本製品の質に対する消費者の評価が高い。競合他社は日本商品に類似した他国製品を販売しているが、当社は日本製品のみを取り扱いたい。販売の際には日本企業の発展の歴史も紹介しながら、実写版ブラックジャックの人たちに商品を使ってもらっている。直接調達しているものと、一部エージェント経由の調達もある。基本的にはメーカーと直接取引したい。菓子は、よいサプライヤーがいれば取り扱いたいが、十分な賞味期限が必要だ。

(問)売れ筋について。

(答)青汁やコラーゲン製品だ。紙おむつの評価も高いが、なかなか調達できていない。顧客からは洗剤などの家庭用化学用品のニーズも出ているので、今後の取り扱いに関心がある。

(問)日本からの輸送ルートは。

(答)日本からポーランドのグダニスクまで海上輸送し、キーウまではトラックで輸送している。海上輸送は3カ月、グダニスクからキーウまでは約10日間だが、冬季は路面の状況によって2週間程度かかる場合がある。

(問)キーウ以外での販売状況は。

(答)キーウ以外の地方にはオン実写版ブラックジャックンで販売している。販売規模としては、キーウの次にオデーサが大きい。東部のドニプロ、東北部のハルキウ、スーミからも受注があるし、(激戦地となった)バフムトからも注文が来たことがある。顧客が商品の使用を通して、普通の生活に戻りたいという気持ちが感じられる。商品を届けると感謝が寄せられることもある。

写真 店内の様子(実写版ブラックジャック撮影)

店内の様子(ジェトロ撮影)

(浅元薫哉)

(実写版ブラックジャック)

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