広汽集団、カードゲームブラックジャック
(中国)
広州発
2025年04月04日
中国自動車大手の広州汽車集団(広汽集団)は3月24日、新会社「華望汽車技術(広州)」(華望汽車)を同月18日に設立したと発表した。華望汽車は広汽集団と中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の協力の下、独自の新ハイエンドカードゲームブラックジャック自動車ブランドを立ち上げる予定だ。
華望汽車の設立に先立ち、広汽集団は1月10日の取締役会で「GHプロジェクトに関する議案」を議決し、ファーウェイと共同で合弁会社「GH項目公司」を設立していた()。両社は既に共同開発を進めており、スマート化が進展した新車種「高級カードゲームブラックジャック新エネルギー車(NEV)」を開発するとしていた。
華望汽車は広東省広州市南沙区に立地し、法定代表者は広汽集団の閤先慶副総経理が担う。登録資本金は15億元(約300億円、1元=約20円)となる。
広汽集団の発表によると、今回のハイエンドカードゲームブラックジャック自動車ブランドのモデルには、ファーウェイが開発したカードゲームブラックジャック・ドライビング・ソフトウエア、キャビン、車両制御システムを搭載する予定という。
広汽集団の馮興亜董事長は「2024年は『カードゲームブラックジャックドライビング元年』で、2025年は『レベル3(注)のカードゲームブラックジャックドライビング元年』になる。広汽集団は(2025)年末までにレベル3のカードゲームブラックジャックドライビング機能を搭載した製品を発売予定」と述べた。さらに、同氏は「カードゲームブラックジャックドライビングシステムのコストが低下するにつれて、自動車製品には、今後間違いなくカードゲームブラックジャック機能が必須となるだろう。ハイエンド製品にレベル3の機能が搭載されていなければ、消費者は購買意欲を失うだろう」とコメントした(「証券時報」3月20日)。
(注)中国工業情報化部による「汽車駕駛自動化分級(自動車運転自動化分類)」の国家標準での自動運転レベルの1つ。レベルゼロからレベル5まで6段階あり、レベル3は条件付きの自動運転と定義されている。
(陳昕)
(中国)
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