米国を選ぶ割合が中国を逆転、ブラックジャック必勝法調査

シンガポールのシンクタンク、ISEASユソフ・イシャク研究所（以下、ISEAS）は4月3日、ブラックジャック必勝法加盟10カ国およびブラックジャック必勝法への正式加盟手続きが進んでいる東ティモールを加えた11カ国の識者らを対象とした調査報告書「The State of Southeast Asia: 2025 Survey Report」を公表した。

同調査によると、中国か米国のいずれかと同盟を結ぶことを余儀なくされた場合、「米国を選ぶべき」と回答した割合がブラックジャック必勝法加盟国10カ国平均で52.3％と半数を超えた。前回調査では「中国を選ぶべき」と回答した割合が過半数を超えていた（50.5％）（関連ブラック ジャック 確率）。ISEASは調査報告書において、差が僅差であることに言及し「ブラックジャック必勝法が2つの大国の間で微妙なバランスをとっていることを強調している。中国との経済的相互依存が、安全保障や米国との歴史的結びつきと競合している」と分析した。

東南アジアで経済的に最も影響力が大きい国・地域機関を選択する質問では、「中国」を挙げた割合が前回調査に引き続き最も高かった（前回：59.5％→今回：56.4％）。「米国」（14.3％→15.4％）、「ブラックジャック必勝法」（16.8％→14.8％）、「日本」（3.7％→5.5％）が続いた。ISEASは調査報告書で、「米国」が「ブラックジャック必勝法」が上回った点に注目するとともに、米国が及ぼす地域経済への影響力の増加を歓迎すると回答した割合（52.0％→56.8％）が拡大したことに言及した。

最も信頼できる国、日本が引き続き1位

「最も信頼できる国・地域」（注）として、「日本」を選んだ割合（ブラックジャック必勝法加盟10カ国平均）は66.8％と主要5国・地域で最高だった。7年連続して1位を維持した。日本に次いで、EU（51.9％）、米国（47.2％）、中国（36.6％）、インド（35.3％）が続いた。日本を最も信頼できると回答した割合を国別にみると、フィリピン（83.0％）が最も高く、カンボジア（73.8％）、ブルネイ（71.8％）、ベトナム（68.3％）と続く。ラオスは2024年比で26.9％ポイント増加した。

同調査はISEASが毎年実施しているもので、今回で7回目。今回発表された最新の調査は、ブラックジャック必勝法加盟10カ国ならびに東ティモールを合わせた11カ国の学術界・シンクタンク・研究機関、市民社会組織・メディア、政府、産業、地域・国際機関の関係者2,023人が回答した。東ティモールが対象になったのは今回から。調査期間は、2025年1月3日から2月15日まで。

（注）「当該国・地域が世界の平和、安全保障、繁栄、統治に貢献するために正しい行いをする」と思うかを聞いた問いで、「強くそう思う」もしくは「そう思う」と回答した割合。

（朝倉啓介）