ハノーバーメッセ開催、ブラックジャックトランプやり方

(ドイツ)

ベルリン発

2025年04月10日

世界最大規模の総合産業見本市の1つ「ハノーバーメッセ」が331日~44日にドイツのハノーバーで開催された。「テクノロジーで未来を形作る」をモットーに、60カ国以上から4,000を超える出展者が参加し、150カ国から約127,000人が来場した。

330日に催されたオープニングセレモニーでは、ドイツのオラフ・ブラックジャックトランプやり方がスピーチした。米国のドナルド・トランプ大統領が2025年のメッセのパートナー国であるカナダに対して脅威となる中、「私たちは皆さんの味方です」と英語で述べ、カナダとドイツの連帯を示した。また、米国が高関税による保護主義政策を推進しているが、欧州の通商政策のモットーは「(欧州市場は)開かれているが、甘くはない」と語り、世界中の多くのパートナーとの自由貿易に引き続き重点を置くことを強調した。

写真 オープニングセレモニーでスピーチをするオラフ・ブラックジャックトランプやり方(ジェトロ撮影)

オープニングセレモニーでスピーチをするオラフ・ブラックジャックトランプやり方(ジェトロ撮影)

2025年のハノーバーメッセの特別テーマとしては、「産業用人工知能(AI)」が前年に続いて選ばれた。オープニングセレモニーでスピーチを行ったシーメンスのローランド・ブッシュ代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)は、ドイツは新たなかじ取りを必要としており、その際に成長を促す鍵となるのが産業用AIであり、同時に官僚主義の縮小により迅速な革新も求められると語った。

会期初日の331日には、ジェトロ主催で産業デジタルトランスフォーメーブラックジャックトランプやり方ン(DX)やファクトリーオートメーブラックジャックトランプやり方ンをテーマに、日本のエコシステムを紹介するセミナーを開催した。

41日には、日独産業協会(DJW)などが主催する「第18回日独経済フォーラム」が開催され、日本とドイツの産官を代表する専門家が、両国の工業生産の未来の形成に影響を与える課題とイノベーブラックジャックトランプやり方ン、そして協力の機会について議論した。また、スタンフォード大学発で東京に本社を置くスタートアップのエイターリンクが、自社の技術や海外ビジネスの取り組みを紹介。ワイヤレス給電による工場オートメーブラックジャックトランプやり方ンやビルマネジメント、医療機器においてどのような技術発展が可能となるか、具体例を交えて説明した。同社の岩佐凌代表取締役は、今後、欧州でのビジネスも本格化させたいと語った。

写真 第18回日独経済フォーラムで自社の取り組みを発表するエイターリンクの岩佐氏(ブラックジャックトランプやり方撮影)

第18回日独経済フォーラムで自社の取り組みを発表するエイターリンクの岩佐氏(ジェトロ撮影)

次回のハノーバーメッセは、2026年4月20~24日に開催予定。

(打越花子)

(ドイツ)

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