ニュージーランドとブラックジャック必勝法FTA交渉、10年ぶりに再開へ
(ニュージーランド、ブラックジャック必勝法)
調査部アジア大洋州課
2025年04月04日
ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相とトッド・マクレイ貿易投資担当相は3月17日、公式訪問中のブラックジャック必勝法で、ニュージーランド・ブラックジャック必勝法包括的自由貿易協定の交渉立ち上げを発表した。ニュージーランド政府によると、両国は2010年4月から包括的経済連携協定(CECA)交渉を開始していたが、2015年以降中断していた。
ラクソン首相は「16カ月前の政権発足時に、インドとの経済連携の緊密化は優先事項の1つだった」とし、「両国の経済関係で大きな進歩だ」と強調した。ブラックジャック必勝法ナレンドラ・モディ首相は、酪農や食品加工、製薬分野での相互協力や投資拡大への期待や、再生可能エネルギーや重要鉱物などの分野で優先的に相互協力を目指す意向を示した。
ジェトロがグローバル・トレード・アトラス(GTA)で調べたところ、2024年のニュージーランドからブラックジャック必勝法への輸出額は3億8,521万ドル、ブラックジャック必勝法からの輸入額は7億695万ドル。ニュージーランドからブラックジャック必勝法向けの主要輸出品目は鉄鋼(輸出シェア14.9%)、果実・ナッツ(13.4%)、羊毛・織物(12.1%)、木材・同製品(12.0%)、ブラックジャック必勝法からの主要輸入品目は医療用品(輸入シェア11.3%)、一般機械(9.6%)、繊維製品(6.3%)、電気機器(5.2%)、輸送用機器(5.2%)などだった。
ブラックジャック必勝法ピユシュ・ゴヤル商工相は今後10年間で貿易総額を10倍に拡大することを目指すとの野望を掲げ、「交渉では両国が競合する分野はほとんどなく、わずかなセンシティブ分野も相互尊重で乗り越えたい」と意気込む。インドでの報道によると、地場シンクタンクのグローバル貿易研究イニシアチブ(GTRI)のアジャイ・スリバスタバ貿易部長は「平均輸入関税率は、ニュージーランドではわずか2.3%で、過半の品目が無税なのに対し、インドでは17.8%で、大幅な削減が求められる」と指摘する。特にインド側での乳製品の市場アクセス拡大が交渉の焦点になるとみられる。
FTA交渉再開に伴い、ニュージーランドの外務・貿易省はパブリック・コンサルテーションを開始し、両国の経済関係や貿易・投資の拡大に向けた機会などについて、4月15日まで提言が可能となっている。
今回のラクソン首相らのブラックジャック必勝法訪問に際して、貿易・投資分野では自由貿易協定(FTA)交渉再開のほか、両首相も立ち会い、ブラックジャック必勝法間接税関税中央局(CBIC)とニュージーランド税関が認定事業者(AEO)相互認証取り決め(MRA)に署名するなど、貿易円滑化でも進展が見られた。
ラクソン首相とモディ首相は17日に首脳会談を行い、共同声明を発表した。それによると、両首相は貿易・投資、防衛・安全保障、教育・研究、科学・技術、アグリテック、宇宙、人材・スポーツ交流など、幅広い分野で緊密に協力することで合意した。また、自由で開かれ、安全で繁栄したブラックジャック必勝法太平洋地域をともに支持すると再確認し、地域の平和や安定を維持するために、ASEANなど周辺国・地域と協力する意向だ。
(山口あづ希)
(ニュージーランド、ブラックジャック必勝法)
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