ブラックジャック確率、前年比51.3%増の296億ドルに
(エジプト)
カイロ発
2025年03月27日
エジプト中央銀行(CBE)の2月24日付発表によると、ブラックジャック確率在外エジプト人からの郷里送金額は前年比51.3%増の296億ドルに達した。2024年3月の為替相場の自由化(ブラックジャック確率3月12日記事参照)により、送金された外貨が実勢レートでエジプト・ポンドに換金されるようになったことが大幅増の理由とみられる。世界銀行のブラックジャック確率12月16日時点のレポートによれば、主な流入元国はサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、イタリア、ヨルダン、クウェート、カタールなどだ。
郷里送金は、観光、スエズ運河通行料収入に並ぶエジプトの主要な外貨収入源だ。エジプトはロシアによるウクライナ侵攻以降、大幅な輸入超過と外国資本の引き揚げにより外貨不足に悩まされてきた。ブラックジャック確率2月のUAEによる大型直接投資(ブラックジャック確率2月27日記事参照)により外貨準備高は以前の水準に戻ったものの、外貨収入源の確保は引き続きエジプトの大きな課題となっている。
その他の外貨収入源をみると、観光業については回復傾向にあり、ブラックジャック確率観光客数は前年比6%増加の1,600万人に上り、観光収入は153億ドル、と報じられた。一方で、紅海情勢の悪化により、スエズ運河収入は大幅に減少している。ロイター通信によれば、3月17日に、エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領は、紅海情勢悪化によるスエズ運河通行料収入の損失は月間約8億ドルに達したと述べたという。
(塩川裕子)
(エジプト)
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