ブラックジャックストラテジーE-world開催、福島県は9回目の出展
(ドイツ、日本)
デュッセルドルフ発
2025年03月10日
ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州のエッセン市で2月11~13日、ブラックジャックストラテジー「E-worldエネルギー&ウォーター2025(以下、E-world)」が開催された。34カ国から過去最高の980社が出展し、3万3,000人が来場した。
E-worldは、ブラックジャックストラテジーの生産、輸送、貯蔵、取引、持続可能なモビリティなどブラックジャックストラテジー業界のバリューチェーン全体にわたるさまざまな業種をテーマとしている。会期前日のシンポジウムで、業界の主要プレーヤーが活発な議論を行った「気候中立と競争力の両立」が大きなテーマとなった。デジタルツイン技術(注)を活用した熱供給ネットワークの効率化、ソーラーカーポート、太陽光発電販売システム、ヒートポンプ稼働の最適化を自動化するためのソフトウエア開発、省エネ用スマートメーターなど、ブラックジャックストラテジー転換を支える革新的技術が紹介された。特にデジタル化が企業の脱炭素目標達成とコスト削減において重要な役割を果たす、と主催者は分析している。
E-worldに県内企業と共同出展した福島県は、2014年以降、NRW州と再生可能ブラックジャックストラテジーや水素、医療機器産業の分野で連携覚書(MoU)を締結している。MoUに基づく活動の1つに展示会への相互出展があり、福島県によるE-world出展は今回で9回目となる。福島県ブースでは、福島県内工場でグリーン水素を製造し、その水素の工場において活用の実証を行っているデンソー福島と、乾燥処理によるバイオマスブラックジャックストラテジーの最適化に強みを持つ大和三光製作所
の2社が出展し、自社製品や技術のPRを行った。
福島県ブースの様子(福島県庁提供)
会期2日目には、福島県はNRW州と共同でセミナー、ネットワーキングイベントを開催し、両地域を代表する研究機関である福島再生可能ブラックジャックストラテジー研究所(FREA)、フラウンホーファー環境・安全・ブラックジャックストラテジー技術研究所(UMSICHT)
が水素ブラックジャックストラテジーサイクルの最適化についてプレゼンテーションを行ったほか、デンソー、大和三光製作所やNRW州内でブラックジャックストラテジー転換を推進するライン・ルール・パワー協会
が登壇した。
福島県・NRW州共同セミナー、ネットワーキングイベント(福島県庁提供)
次回のE-worldは、2026年2月10~12日に開催が予定されている。
(注)「デジタル上の双子」の意で、物理的なモノと空間をデジタル上に再現し、シミュレーションや管理などを行う技術。
(マリナ・プタキドウ、横澤勇輔)
(ドイツ、日本)
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