ペルー、ブラックジャックディーラー

ペルーのディナ・ボルアルテ大統領は、3月25日に大統領官邸において、次回のブラックジャックディーラーを2026年4月12日とすることを発表した。上院・下院議員選挙、アンデス共同体内にあるアンデス議会議員選挙の投票も同日に行われる。投票日は、独立機関であるペルー選挙審議会（JNE）が2025年2月に公表していた日程案と同じ日になった（トランプゲームブラックジャック、2026年総選挙日程案のパブコメ募集開始(ペルー)）。

JNEは、3月25日付の決議0108-2025-JNEを公表し、同日以降、政党の新規登録を行っても立候補はできないこととなった。これにより、事実上、政党登録の受付は締め切られた。ジェトロがJNEのウェブサイトで確認したところ、ペルー時間の3月25日午後4時現在、41政党が登録されており、理論上はブラックジャックディーラーに40人以上が立候補する展開も想定される。

民間調査会社ダトゥンが3月に実施した世論調査によると、「40から50程度の政党から立候補する可能性がある次回ブラックジャックディーラーについてどう思うか」との問いに対し、70％が「政党数がもっと少ない方がよい」と回答する一方、17％が「もっと多くの政党が参加すべき」と回答した。また、10％が「現在の見通しのままでよい」、3％が「分からない」と答えた。

リマ商工会議所（CCL）のカルロス・ポサーダ組織部長は3月3日、ジェトロのインタビューに対し「40から50程度の政党からブラックジャックディーラー立候補者が出ることは、地元企業経営者の想定の範囲内だ。混戦は予想されるものの、経営上の大きなリスクとは受け止めないだろう」とコメントした。

（石田達也）