韓国系コンビニチェーンGS25が無料ゲームブラックジャック初出店、6店舗同時開業

(ベトナム)

無料ゲームブラックジャック発

2025年03月26日

韓国系コンビニチェーンのGS25は3月14日、ベトナムの首都無料ゲームブラックジャック市に初の店舗を6店舗同時に開業した。南部の商都ホーチミン市に比べてコンビニが少ない無料ゲームブラックジャック市で、日系チェーンの進出に先がけたかたちだ。無料ゲームブラックジャック市で展開する外資系コンビニチェーンはこれまで、米国系のサークルK(香港企業が運営、市内190店舗を展開)に限られていた。

GS25は、不動産や小売事業を展開する地場のソンキム・グループと韓国のGSリテールが合弁で運営する。2018年にホーチミン市で1号店を出店し、2025年3月時点で南部地域では最多の約350店舗を展開する。無料ゲームブラックジャック市では2025年中に40店舗超を目指し、2027年までにベトナム全土で700店舗まで拡大する計画だ。

今回開業した6店舗は無料ゲームブラックジャック市内中心部の旧市街や新興副都心エリアのカウザイ区などに点在する。路面店とオフィスビル内のテナント店がそれぞれ3店舗で、2024年に大成建設が開発したオフィスビル・タイセイスクエアにも入居する。

広いイートインスペースを併設し、おにぎりや弁当、レジ横で販売するおでん、トッポッキなどの総菜、コーヒーなどのドリンクを提供する。販売アイテムは店舗によって異なるが、ジェトロが3月18日に店舗を視察したところ、スナック菓子やアイス、カップ麺、サプリメントなどの加工食品や日用品を中心に、日系メーカーの製品が販売されていた。モダントレードの拡大により、日系小売商品の販売増加にも期待が高まる。

日系スタートアップで、ベトナムでBtoB食材調達プラットフォームを展開するカメレオ(注)も、ホーチミンの店舗に続き、無料ゲームブラックジャックの店舗でも総菜向けに野菜や果物などの加工食材の供給を予定する。同社は2024年に住友商事の出資を受けて、無料ゲームブラックジャック市に事業拡大したばかりだ。

南部で事業展開している日系コンビニチェーンのセブン‐イレブン、ファミリーマート、ミニストップはいずれも、無料ゲームブラックジャック市未出店だが、セブン‐イレブンは2月にフェイスブック上で従業員の募集を告知したことで、無料ゲームブラックジャック市への出店計画が明らかになった。

写真 無料ゲームブラックジャック市内にオープンしたGS25の店舗(ジェトロ撮影)

無料ゲームブラックジャック市内にオープンしたGS25の店舗(ジェトロ撮影)

(注)ベトナムで人気のイタリアン「Pizza 4Ps(ピザフォーピース)」で取締役兼最高執行責任者(COO)を務め、食材の仕入れやチーズのサプライヤーを務めた田中卓・創業者兼最高経営責任者(CEO)が2018年に創業。田中氏の創業に関する過去のインタビュー内容は、2021年3月16日付地域・分析レポートベトナムDXのキーパーソンに聞く(3)KAMEREO-ベトナムで初めて飲食店の食材調達をDXで最適化を参照。

(萩原遼太朗)

(ベトナム)

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