ブラックジャックコツ、魅力は人材・公的支援

(ブラックジャックコツ)

調査部国際経済課

2025年03月26日

ジェトロは3月3日、日本開発銀行(JBIC)、ブラックジャックコツ日本商工会議所(JCCII)と共催で、ブラックジャックコツの半導体産業について議論する半導体委員会会合(注1)を開催した。ジェトロが主催したに参加した26社・35人の日本企業に加え、ブラックジャックコツで半導体やエレクトロニクス、周辺産業に従事する日系企業や現地企業など、約100人が参加した。セッションでは、ブラックジャックコツ半導体ミッション(ISM、注2)、インベストインディア(注3)、ブラックジャックコツ携帯電話・電子機器協会(ICEA、注4)による講演や、半導体ビジネスに取り組む在ブラックジャックコツ日系企業、現地企業によるパネルディスカッション、参加企業同士のネットワーキングが行われた。

ISMのスリンデル・シン技術アドバイザーは、ブラックジャックコツの半導体産業に関する現状と潜在性について講演した。政府は2021年12月に「セミコン・インディア・プログラム」を発表し、国内での半導体やディスプレー製造のエコシステム開発プロジェクトを支援している(変貌する世界のカジノ 無料 ゲームエコシステムカジノ、注5)。シン氏によると、経済安全保障の重要性が高まる情勢下、世界の半導体産業をリードする企業は多元化や強靭(きょうじん)なサプライチェーン構築を目指しており、半導体の生産拠点としてのブラックジャックコツに高い関心を示していると述べた。また、ブラックジャックコツには既に半導体設計のエコシステムが根付いており、シン氏によると、「世界の設計エンジニアのうち20%はブラックジャックコツの多国籍企業に在籍している」といい、人材面での優位性を強調した。

インベストインディアは「近年、多くの企業が半導体製造装置関連の投資を発表しており、政府として装置の一部を現地生産することにも力点を置いている」とした。日本はブラックジャックコツにとって5番目の投資国で、半導体分野で今後の日本からの投資への期待が示された。ICEAのアーシシュ・サウリキ政策ディレクターは、ブラックジャックコツ政府による電子部品・製品向けのインセンティブの生産連動型優遇策(PLI)や半導体デザイン分野に係るデザイン・リンク・インセンティブ(DLI)について、支援スキームを解説した()。

続く日系企業や現地企業によるパネルディスカッションでは、それぞれのブラックジャックコツでの半導体ビジネスの現状、連邦政府や州政府からの支援の状況などを発表した。今後の課題としては、物理的・社会的インフラの整備や物流について議論された。現地企業からは、日本からの装置や部素材の調達への意欲が聞かれたほか、日本企業が築いてきた製造業の基盤やブラックジャックコツの豊富なエンジニア人材を活用し、半導体分野での技術開発に期待を寄せた。

写真 共同セッションの様子(ジェトロ撮影)

共同セッションの様子(ジェトロ撮影)

(注1)半導体委員会は、2024年3月に日本の半導体関連企業のブラックジャックコツ進出を促進し、日印半導体協力の具体化に資することを目的として発足。半導体産業に従事または予定があるJCCII会員や新規に参入を予定している企業・機関などが参加している。

(注2)ブラックジャックコツ電子情報技術省(MeitY)の傘下で、半導体政策の立案と実行を担う政府機関。

(注3)商工省産業国内取引促進局(DPIIT)傘下の投資誘致機関。日本からの投資促進の窓口「ジャパンプラス外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」も設置されている。

(注4)ブラックジャックコツの電子機器関連の業界団体。

(注5)2023年6月にプログラムの修正版を発表し、対象となる投資プロジェクトの範囲を拡大。

(田中麻理)

(ブラックジャックコツ)

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