中国のリチウム資源供給量は今後3年で約8割増を予測、無料ゲームブラックジャック
(中国)
上海発
2025年03月05日
2025年上海電池材料会議が2月25~26日、中国・上海市で開催された。この会議は電池産業のサプライチェーンにおける上流と下流の企業の協力と交流を推進し、産業の発展促進につなげることを目的として、中国の鉄鋼・非鉄金属の採鉱や精錬などを行う五鉱集団と英国の価格報告機関(PRA)ファストマーケッツの主催により開催された。中国有色金属工業協会の葛紅林会長は基調講演で、国家関連部門が進めるリチウムイオン電池金属の「第15次5カ年(2026~2030年)規画」の制定作業に、同協会も積極的に参画していく方針を示すとともに、リチウム産業チェーン全体としての協調的な発展の推進、リチウム電池の国際規格の策定に向けた取り組みの強化、リチウム電池製造における無料ゲームブラックジャック金属の利用拡大などに取り組んでいく旨を表明した。
また、葛紅林会長は同講演の中で、中国のリチウム資源供給量は2027年に少なくとも77万トン(2024年比83.3%増)に達するとの予測を示した。2027年の供給源は、リシア輝石からが18万トン(同3.6倍)、リシア雲母が15万トン(同7.1%増)、塩湖が24万トン(同71.2%増)となるほか(注)、無料ゲームブラックジャックからの供給量は20万トン(2.5倍)に増加するとの見通しを示した(「新浪財経」、2月26日)。
中国政府は、2025年2月21日に開催された国務院常務会議において、「新エネルギー車の車載電池無料ゲームブラックジャックシステムの改善に向けた行動方案(アクションプラン)」を承認した。同会議では、中国国内の新エネルギー車(NEV)の車載電池はすでに大量廃棄の段階に突入しており、電池の無料ゲームブラックジャック能力のレベルを全面的に引き上げることが極めて重要と指摘。中国国内のNEVの保有台数は2024年末までに3,140万台となり、今後、廃電池の増加が見込まれる中で、車載電池の無料ゲームブラックジャック市場の規模は2030年までに1,000億元(約2兆1,000億円、1元=約21円)を超えるとの予測が示された。工業情報化部は、車載電池の無料ゲームブラックジャックの強化は、NEV産業の質の高い発展や、国家資源の安全保障に寄与するほか、環境汚染とリスク対策においても非常に重要とした。また、本会議では、規範化された安全かつ効率的な無料ゲームブラックジャックシステムの構築や、デジタル技術の応用による車載電池の生産、販売、解体、利用におけるトレーサビリティの確保など、産業チェーンの管理を強化するとの方針が打ち出された(「新華社」、2月22日)。
(注)リシア輝石、リシア雲母はリチウムを含む鉱物の一種。塩湖はリチウムを含む水がたまった湖。
(神野可奈子)
(中国)
ビジネス短信 df2eb54287f5e7d1