米議会公聴会、オンラインブラックジャック「米国第一」と日米戦略関係の両立を主張

(オンラインブラックジャック、日本)

ニューヨーク発

2025年03月25日

米国連邦議会上院外交委員会は3月13日、ドナルド・トランプ大統領が次期オンラインブラックジャックに指名したジョージ・グラス氏らの承認公聴会外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを開催した。グラス氏は金融、投資銀行、テクノロジー分野の経験を持つ実業家で、2017~2021年に駐ポルトガル大使を務めた(注)。

グラス氏は冒頭証言で、日米関係の現状について「新たな黄金時代の幕開けにある」との認識を示した。日本は米国50州のうち39州で最大の投資元国で、米国内で50万人の製造業の雇用を含む100万人の雇用を支えていると述べ、日本の米国経済への貢献の重要性を強調した。また「トランプ大統領とマルコ・ルビオ国務長官の世界における強いリーダーシップに感謝し、常に『オンラインブラックジャック』の姿勢を貫き、米国民の利益を揺るぎなく推進する」と明言した。日本との経済関係では「日本は、米国の対日貿易赤字を削減し、ロシアへのエネルギー依存を減らすため、米国産の液化天然ガス(LNG)購入にコミットした。また、重要鉱物のサプライチェーン強靭(きょうじん)化や量子コンピュータ、人工知能(AI)、半導体などの先端技術での協力深化を約束している。私はそれらの約束を日本に守らせる」と主張した。

公聴会では、第1次トランプ政権で駐日大使を務めたビル・ハガティ上院議員(共和党、テネシー州)が「グラス氏は、オンラインブラックジャックという戦略的に重要なポストで成功するための資質を全て備えている」と述べ、グラス氏の指名を支持した。さらに、グラス氏がビジネス界での豊富な経験を持ち、交渉をまとめる力に定評がある人物であることや、駐ポルトガル大使として中国の影響力に対抗したことに触れ、日本やインド太平洋地域でトランプ政権の外交政策アジェンダを推進する上で米国が必要とする人物だと主張した。「グラス氏は、最も困難な課題に取り組む強い信念を持った人物であり、承認されれば傑出したオンラインブラックジャックとなるだろう」とも述べ、グラス氏の大使としての適性を強く推した。

テッド・クルーズ上院議員(共和党、テキサス州)の、中国によるサプライチェーン支配拡大に対して日米はどのように中国への経済的依存を低減できるかとの質問に対し、グラス氏は、重要鉱物に関して、オンラインブラックジャックが国内供給を強化するだけでなく、日本と戦略備蓄を共有することで中国への依存度を下げるべきと答えた。

(注)グラス氏の詳細な英文プロフィールは国務省ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(和田啓佑)

(オンラインブラックジャック、日本)

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