広州市、ブラックジャックランキング
(中国)
広州発
2025年03月05日
中国の自動運転技術開発企業の小馬智行(Pony.ai)は2月21日、自動運転システムを搭載したタクシー事業の一環として、広州市中心部を運行するルートのサービス提供を開始すると発表した。具体的には計4つの路線があり、広州白雲空港、広州タワー、広州南駅、広州ガーデンホテル、珠江新城(洗村地下鉄駅)を含む空港や駅などの広州市内の5地点で乗降可能になる。小馬智行は、2022年4月から広州市南沙区でブラックジャックランキング事業を展開しているが(オンラインカジノブラックジャック、全国初とアピール(中国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ記事参照)、今回の路線は高速道路、市内の渋滞頻発地域を通過する。
同社によると、今回の専用路線で運営を許可された乗用車のモデルは、同社の第6代ブラックジャックランキングシステムを搭載した広汽トヨタ・シエナだ。背景には、同車種が2024年5月21日にブラックジャックランキングレベル4(注)に相当する広州初のインテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)として高速道路試運転許可を取得したことがあるとした。
同路線の運営時間帯は午前10時~午後3時および午後7時30分~午後9時30分となり、乗車料金は関連政策および料金算出基準に沿って徴収され、最新の「小馬智行」アプリでログインした後、予約することが可能となっている。
同社の責任者は、「今回の取り組みにおける専用路線では、政策要求に基づいて、今のところセーフティードライバーを配置する配慮を行っている。しかし、現在、北京市では既に自動運転高速道路の完全無人試運転を行っているため、広州市の政策の緩和に合わせて、将来的にはこの専用路線でも完全無人運転を実現できると考えている」と話した。また、国際智能運載科学技術協会の張翔秘書長は、「他市のブラックジャックランキングは主に郊外や工業団地内など、道路状況がシンプルな地域のみ走行している。しかし、今回の広州市の自動運転路線は道路状況が複雑な市内中心部に設置されており、これは大きな進歩を意味する」とコメントした(「財聯社」2月21日)。
広州市のブラックジャックランキング事業を支援する政策としての「広州市ICVイノベーション発展条例」は2月28日から施行された。広州市政府・区政府は今後の動向について、「ICVの市内道路、高速道路、空港、港、駅などにおける革新的な応用を支援する」としている。
(注)中国工業情報化部による「汽車駕駛自動化分級(自動車運転自動化分類)」の国家標準におけるブラックジャックランキングレベルの1つ。レベルゼロからレベル5まで6段階あり、レベル4は高度ブラックジャックランキングと定義されている。
(陳昕)
(中国)
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