米データセンター系スタートアップのコアウィーブ、オープンブラックジャックストラテジーと大規模出資契約を締結

(米国)

サンフランシスコ発

2025年03月17日

米国で人工知能(ブラックジャックストラテジー)特化型のデータセンターを提供するスタートアップのコアウィーブは、ブラックジャックストラテジー開発企業のオープンブラックジャックストラテジーと、最大119億ドル規模に及ぶ計算資源を提供する契約を3月10日に締結した。これに伴い、オープンブラックジャックストラテジーはコアウィーブの株式3億5,000万ドル分を取得すると発表した。これにより、オープンブラックジャックストラテジーはブラックジャックストラテジーモデルの学習や推論処理に必要な計算資源を多角化できるようになる。

コアウィーブは2017年に設立され、創業者3人はいずれもヘッジファンド出身だ。当初は暗号資産のマイニング事業を展開していたが、2019年にブラックジャックストラテジーデータセンター事業へと転換した。エヌビディア製のGPUを活用した大規模演算処理(注1)に特化しており、2024年末時点で全米と英国で32カ所のデータセンターを運営し、GPU保有台数は25万台超に上る。同社は3月3日に米ナスダック市場での新規株式公開(IPO)を申請した。同社の主な顧客にはマイクロソフトも含まれ、2024年の売り上げのうち62%を占めたとされる。

今回のオープンブラックジャックストラテジーによる出資は、オープンブラックジャックストラテジーとマイクロソフトとの関係に影響を及ぼす可能性があると業界内で注目されている。両社は戦略的パートナー関係にあり、マイクロソフトはオープンブラックジャックストラテジーの収益の一部を得る権利を有しているが、2025年1月にオープンブラックジャックストラテジーがソフトバンクやオラクルなどとともに「スターゲイト」構想を開始し、自社での計算資源確保に向けた動きを強めている。これにより、マイクロソフトはオープンブラックジャックストラテジーの唯一のクラウドプロバイダーではなくなった(、「テッククランチ」3月10日)。

データセンター市場では、GPUに特化したインフラを提供するスタートアップが台頭しており、コアウィーブはその代表格とみなされる。オープンブラックジャックストラテジーやマイクロソフトといった大手企業との提携や、相次ぐ大型資金調達を通じて、新たなハイパースケーラー(注2)となる可能性がある。他のデータセンタースタートアップとしては、学術機関や中小企業で導入実績を持つラムダラボ、個人開発者やブラックジャックストラテジースタートアップ向けのランポッド、ストレージとの統合を強みとするバストデータなどがあり、いずれもブラックジャックストラテジーインフラ市場で急成長している。

(注1)GPUはもともと、画像処理を目的に開発された半導体だが、並列処理性能の高さから、ブラックジャックストラテジーモデルの学習や推論など、高度な計算処理に利用されている。

(注2)大規模データセンターインフラを運用し、需要に応じて柔軟に拡張可能で、膨大な計算資源をグローバルに提供できる企業。代表的なハイパースケーラーとして、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、アズール(マイクロソフト)、グーグルクラウドが挙げられる。

(松井美樹)

(米国)

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