カジノ無料ゲーム、3月31日から

英国政府はイングランドにおいて、2025年3月31日以降、企業などの事業者に対してカジノ無料ゲーム別を法的に義務付ける（注1）。家庭カジノ無料ゲームと性質や構成が近いカジノ無料ゲームを排出する全ての事業者が対象となり、飲食店や小売店のほか、オフィスや学校も対象となる〔オフィス向けのガイダンスについてはWRAP（注2）のウェブサイトも参照〕。

各事業所において、紙類、プラスチックなど紙以外の資源ごみ、生ごみ、それ以外のカジノ無料ゲーム4種類に区分し廃棄することが必要となる。事業者は、常にカジノ無料ゲーム種類ごとにごみ箱を分け、種類ごとの回収を業者に委託する。ただし、紙類とそれ以外の資源ごみについては、業者がまとめて回収する場合は、分別は不要とされている。回収業者により全ての種類に対応していない可能性もあるため、確認する必要がある。政府は企業に対し、回収業者のライセンスの届け出有無の確認を推奨している（英国政府ウェブサイト参照）。なお、廃棄物の管理を外部委託している場合や入居ビルの管理者が一括で管理している場合にはカジノ無料ゲーム別のみが義務となる。これら義務に違反した場合には、環境庁より警告を受ける可能性がある。また、通報制度も導入される予定で、環境・食料・農村地域省はガイダンスを更新のうえ公表するとしている。

カジノ無料ゲーム類と例は次のとおり。

• 紙類：新聞紙、封筒、宅配用箱、包装用紙
• 紙以外の資源カジノ無料ゲーム：（ガラス：飲料用ビン、食品用瓶）、（金属：飲料用缶、食品用缶、スプレー缶、アルミホイル）、（プラスチック：食品用容器やボトル）
• 生カジノ無料ゲーム：食べ残し、調理過程で排出された生カジノ無料ゲーム（量、食事の提供や食堂の有無にかかわらず、従業員が個人で排出したものも含む）
• その他のカジノ無料ゲーム

なお、ジェトロでは、入居ビルの管理会社が回収業者の手配を行っているが、今回の分別義務化を受けて、生カジノ無料ゲーム用のカジノ無料ゲーム箱を準備するようにとの通達を受けている。

（注1）フルタイムの従業員が10人未満の小規模事業者は2027年3月31日まで猶予される。

（注2）持続可能な資源利用を推進する英国の非営利団体。

（野崎麻由美）