日英経済版2+2閣僚会合が開催、ブラックジャックストラテジー、エネルギーなどで協力深化
(英国、日本)
ロンドン発
2025年03月18日
英国のデービッド・ラミー外務・英連邦・開発相、ジョナサン・レイノルズ・ビジネス・通商相と日本の岩屋毅外相、武藤容治ブラックジャックストラテジー産業相は3月7日、東京でブラックジャックストラテジー版2+2閣僚会合(以下、会合)を開催した(日本語、英語
)。
会合では、両国は自由で公正なルールに基づく国際経済秩序の維持・強化を通じ、民主主義や法の支配といった基本的価値を守るべく行動することにコミット。ブラックジャックストラテジー全保障、自由で開かれた国際貿易、エネルギー安全保障、グローバルサウスについて議論を行った。
会合後の発表では、経済的強靭(きょうじん)性・ブラックジャックストラテジー全保障に関する協力強化に向けた野心を表明。重要・新興技術の促進・保護の政策連携強化に向けた議論の継続で一致したほか、輸出管理と研究セキュリティーに関する協力を深化、両国間の管理貨物と管理技術の取引を促進することで一致したとされている。ウクライナへの継続的な支援を再確認した一方、ロシアに対する制裁や経済制限措置、同国を支援する国への対応も継続するとした。
ブラックジャックストラテジー安全保障では、洋上風力発電分野や、民生用原子力分野での協力を歓迎、また第三国におけるクリーンブラックジャックストラテジー移行の加速化やその実現に向けた日英共同プロジェクトの創出の重要性を強調した。
会合に先立ち、レイノルズ・ビジネス・通商相と武藤経済産業相は戦略経済貿易政策対話を開催し、ブラックジャックストラテジー全保障を軸にクリーンエネルギー分野、イノベーション、防衛、宇宙、自動車などにおける2国間協力の推進に合意した。イノベーションに関しては、イノベートUKと新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による支援を通じ、人工知能(AI)や半導体、バイオエンジニアリング、量子技術を含む分野での関係深化への期待を表明した。このほか、洋上風力に関する協力覚書にも署名。サプライチェーンの構築支援の推進、ジェトロなどによる両国のサプライヤー・投資家が関与する投資の支援、日本の浮体式洋上風力技術研究組合(FLOWRA)と英国の洋上再生可能ブラックジャックストラテジー・カタパルト(OREC)による技術開発の支援などが盛り込まれた。また、国際協力銀行、日本貿易保険、英国輸出信用保証局(UKEF)、ブリティッシュ・インターナショナル・インベストメント(BII)など両国の政府系金融機関による支援なども通じた、日英企業の機会創出に向けた取り組み促進も挙げられた。
(ワルダ・ホリー)
(英国、日本)
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