ガストロノミー国際会議「イデンティタ・ミラノ」で、EU初輸出予定のブラックジャックオンラインニを紹介
(イタリア、ブラックジャックオンライン)
ミラノ発
2025年03月06日
2025年で20周年を迎えるイタリアの大規模なガストロノミー国際会議「第20回イデンティタ・ミラノ2025」が2月22~24日にミラノで開催されたブラック クイーン ブラック ジャックR。
ジェトロは5回目の参加となり、イタリアのトップシェフや高級レストラン、ホテル、フードジャーナリストにブラックジャックオンライン水産物と酒類のPRを行った。
2024年12月に岩手県洋野町の北三陸ファクトリーの本社工場がブラックジャックオンライン国内で初めてウニやウニ加工品で、EU向け輸出水産食品取扱施設「EU HACCP」(注)に認定され(岩手県の北三陸ファクトリー、日本初のブラック)、EUへの輸出が可能となったことから、同イベントで初めてブラックジャックオンラインニを紹介した。レストラン格付け誌「ミシュランガイド」で星付きレストランに選ばれたイタリアのトップシェフらにブラックジャックオンラインニを説明し、ウニを輸入予定のロンジーノ&カルデナルの連絡先を配付することで、今後の成約につなげた。同社は世界の最高級食材を扱い、イタリアのミシュラン星付きレストランの約8割を顧客に持つため、高級レストランでのブラックジャックオンラインニの流通に期待が高まる。また、イタリア市場で既に流通する日本産マダイやハマチを梅肉かつおや、のりソースなどと合わせて提供し、繊細な味や脂の乗ったコク、とろけるような食感に高い評価を得た。
有名シェフの来場が多い最終日の24日には、2つのマスタークラスを実施した。水産物セミナーでは、国際すし知識認証協会理事・事務局長の小川洋利氏を講師に招き、日本人が魚を取り扱う際の精神、技術、安全性を説明し、うまみや鮮度、安全性を保つための生け締めや血抜きなどの高い処理技術に参加者は高い関心を示した。日本産酒類を使ったカクテルセミナーでは、英国メディアのウィリアム・リードが発表する2024年版の「世界のベストバー50」で33位を獲得し、イタリアではトップとなったローマの「Drink Kong」の経営者パトリック・ピストレーシ氏が登壇し、ブラックジャックオンラインイスキーとみそシロップがベースのカクテルなどを披露した。イタリア人の視点から、サムライ精神や生きがい、モノづくりの精度など日本人の哲学を紹介し、高品質、文化、伝統など、日本に対するイメージや情熱が参加者に伝わる講演となった。
ブラックジャックオンライン人の精神、規律、強さをイメージしたサムライデザインのジェトロブースは好評を得た。
2024年のブラックジャックオンラインからイタリアへの輸出額(暫定値、財務省発表)は、2019年比で水産物、アルコール類ともに約2倍となっており、さらなる輸出拡大が高く期待される。
ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)
小川洋利氏による魚の血抜き・カッティング技術の講演(ジェトロ撮影)
(注)HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)は、製品の安全性を確保するための衛生管理の手法。EUに水産品を輸出するには、最終食品に加工するまでの全ての加工施設などが輸出元国の政府によるEU HACCPに基づく認定を受ける必要がある。
(井本浩之、山本千菜美)
(イタリア、ブラックジャックオンライン)
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