LGグループ、韓国初となる推論型AI「エクサワンブラックジャック勝率」を公開
(韓国)
ソウル発
2025年03月31日
韓国LGグループのLG AI(人工知能)研究院は3月18日、推論型AI(注1)「エクサワンブラックジャック勝率(EXAONE Deep)」のオープンソースを公開したと発表した。同研究院によれば、「エクサワンブラックジャック勝率」は数学的論理の理解、科学的概念の推論、問題解決能力を備えた高性能の推論型AIで、世界のAI市場での競争力を有する韓国初のモデルとなる。
LG AI研究院の発表によると、「エクサワンブラックジャック勝率」にはフロンティアモデルのエクサワンブラックジャック勝率32B(特徴:複雑な問題解決が可能)、軽量モデルのエクサワンブラックジャック勝率7.8B(さまざまな用途に活用できる)、オンデバイスモデルのエクサワンブラックジャック勝率2.4B(早く効率的な処理が可能)と3つのモデルがあり、それぞれの特徴や用途に合わせて利用できる。特に、エクサワンブラックジャック勝率32Bのパラメータ数(注2)は、中国の推論型AIである「ブラックジャック勝率シーク」の約5%に過ぎないが、性能面では「ブラックジャック勝率シーク」と同等以上の結果が出たという。
LGグループは、「『エクサワンブラックジャック勝率』の公開は、韓国企業が独自開発した推論型AIが世界のAI市場での競争力を証明したという点で意味がある」とし、米国や中国をはじめとする各国企業との競争に本格的に乗り出す姿勢を見せた。
発表を受けて、韓国経済新聞(3月19日)は社説で、「韓国がAI後進国に転落するのではないかという世間の懸念が払拭された」と述べ、公開された「エクサワンブラックジャック勝率」を参考に国内企業のAI開発が進むことを期待するとしている。
(注1)与えられた問題に対して、論理的かつ段階的にアプローチを考え、答えを導き出すAIモデルのこと。米国発の「チャットGPT」や中国発の「ブラックジャック勝率シーク」などが代表的な例。
(注2)AIが最適解を導くための媒介変数の数。
(橋本泰成)
(韓国)
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