ブラックジャックトランプやり方、ウズベキスタンでITミッション実施

(ウズベキスタン、日本)

海外ビジネスサポートセンタービジネス展開課

2025年03月06日

ブラックジャックトランプやり方は21013日、「ウズベキスタンITミッション」を実施した。ウズベキスタンへのIT進出・投資、IT人材の採用を検討する企業、商社など14社・団体が参加した。

ミッション団は4日間にわたり、同国のデジタル技術省や投資産業貿易省、支援機関に加え、地場IT企業、進出日系・外資企業、教育機関などを訪問した。同国の開発体制や外資IT企業への支援内容、人材育成状況を視察し、同国IT市場への理解を深めた。現地企業との交流会には、地元IT企業などから約60人が参加し、ミッション参加企業と積極的な交流が行われた。

ウズベキスタンのIT政策を統括するデジタル技術省では、ルスタム・カリムジョノフ次官が日本企業来訪に歓迎の意を表するとともに、同国政府のデジタル戦略の説明や日本企業との意見交換を行った。同省大臣顧問の桜井明博氏(2024年10月18日記事参照)からは、日本のIT企業から見た同国でのビジネスのメリットの説明があった。

IT企業支援の実務を担当する政府関係機関のITパークでは、支援対象企業に最大15%の法人税が非課税になることや、外国人技術者へのドルによる給与支払いが認められていること、同パーク内に4人常駐する日本語話者が銀行口座や法的手続きのサポートを提供することなど、外資IT企業支援のための税務や労務関係の優遇措置やサービス、その利用条件の紹介を受けた。同パークの支援を受ける外資IT企業の数は2022年の156社から2月時点で642社に増加している。ミッションに参加した日本企業からは、「非常に魅力的な税制優遇策だと感じた」「ウズベキスタンへの進出を前向きに検討したい」などの感想が寄せられた。

ミッション団は、2019年に同国に進出し、首都タシケントに現在700人以上の従業員を抱える米大手IT企業EPAMシステムズも訪問した。同社の担当者は、前述の税制優遇策などに加え、多言語話者で平均年齢が若い労働力の存在、真面目で勤勉な同国の国民性、安価な労働コストを高く評価し、同国への進出を決めたと述べた。

写真 ミッション団とデジタル技術省との意見交換(ブラックジャックトランプやり方撮影)

ミッション団とデジタル技術省との意見交換(ブラックジャックトランプやり方撮影)

写真 現地企業とミッション参加企業の交流会(ブラックジャックトランプやり方撮影)

現地企業とミッション参加企業の交流会(ブラックジャックトランプやり方撮影)

(石倉傑)

(ウズベキスタン、日本)

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