広島のカキや日本酒を輸出、ブラッククイーンブラックジャック商談
(広島)
広島発
2025年03月04日
ジェトロは2月18日から19日にかけて、広島市内で「Fine Food & Sake HIROSHIMA 2025」(食品・酒類輸出商談会)を開催した。この商談会は、広島市、呉市、ひろしま産業振興機構ともに開催し、カキなどの食品や日本酒を特産品に持つ広島広域都市圏(注)などの事業者の輸出支援を目的とするもの。今回で8回目の開催となるこの商談会には広島広域都市圏などから51の事業者が参加した。各事業者は、ブラッククイーンブラックジャック3社(ベトナム、台湾、スペイン)および国内輸出商社5社と合計95件の商談を行った。このうち、ベトナムやスペインのバイヤーは、「広島の日本酒のラインアップをそろえたい」「現地で広島の日本酒フェアをしたい」などの意向で商談会に参加した。
商談会の様子(ジェトロ撮影)
商談会後、参加バイヤーからは、「以前、広島に訪問した際に商談がかなわなかった企業と商談ができた」「オンラインや展示会形式よりも、ゆっくり事業者から説明を聞くことができるので成約につながりやすい」など、地方での対面での商談会開催を評価する声があった。
参加事業者からは、「早速、日本酒の発注をいただいた」「サンプル、見積り依頼もあり、新たな販路拡大につながる可能性をいただけた」といった具体的な成約についての声や、「県内で海外の商談会に参加する機会があるのがとても良かった」「通常では面談できないベトナムのバイヤーとの商談機会をいただけた」「一度でも、輸出にチャレンジしたい弊社にとって、絶好の商談会であった」など、ブラッククイーンブラックジャックや輸出商社との商談会を地方で開催することを評価する声もあった。
また、「今回参加し、国内でできること、ブラッククイーンブラックジャックでできることが分かり、目標が見えてきた」といった、ブラッククイーンブラックジャック市場の情報を得る機会や経験の場となったと評価する声もあった。まるごと食品の佐々木健二代表取締役は「フグのみりん干しがシンガポールと香港で売れると言われ、売れると思っていない商品の可能性があって驚いた。現地のニーズを把握しきれていないことに気づかされた」と述べ、新たな可能性を発見できた企業もあった。
商談会の前には商談スキルアップセミナーを開催し、輸出に不慣れな企業が商品の輸出に必要な商談スキルを学んだ。また、今回、コロナ禍後5年ぶりに海外バイヤーを招へいすることにより、参加企業が広島でブラッククイーンブラックジャック直接商談できる機会となった。
(注)広島広域都市圏には、山口県の岩国市、柳井市、周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町、島根県の浜田市、美郷町、邑南町、飯南町、川本町が含まれる。
(豊嶋佑介)
(広島)
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