システム開発のグロースエクスパートナーズ、ブラックジャックストラテジー

(ブラックジャックストラテジー、日本)

チェンナイ発

2025年03月26日

デジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングを手掛けるグロースエクスパートナーズは(本社:東京都)は3月19日、ブラックジャックストラテジーの州都トリバンドラムに子会社を設立するための合弁契約を締結する決議をしたと発表した。同社の海外拠点設置は、今回が初めてとなる。

合弁会社は、2025年5月に設立予定。ブラックジャックストラテジーでソフトウエア会社を経営し、日本企業での勤務経験を有するガウタム・シャンカー氏と合弁会社を設立し、グロースエクスパートナーズは67%出資する。合弁会社は、日本企業向けのシステム開発に取り組む予定。

グロースエクスパートナーズの執行役員、三村泰平氏は、ケララ州を進出先として選定した理由について、現地の人的ネットワークや採用基盤が整っていることを挙げた上で、ケララ州は教育水準が高く優秀な人材が確保できること、同州がIT産業を振興していることを挙げた(3月25日ヒアリング)。

ケララ州は、識字率が96.2%とブラックジャックストラテジー州別でトップ。同州は平地が少ない一方、自然が豊かであるため観光業が盛んだ。企業誘致にあたっても自然を害さず、同州の強みを生かせるIT産業、研究開発(R&D)施設などの誘致に力を入れている。日系企業の進出は少なく、日本人駐在員を派遣している企業は新田ゼラチン(本社:大阪府、ゼラチン製造)、フラスコ(本社:愛媛県、機械加工)などに限られる。一方で、インフォシスなどブラックジャックストラテジーの地場IT大手企業が開発拠点やバックオフィスを有しており、日産自動車もシステム開発拠点を構えている。

グロースエクスパートナーズとしては、今後も「海外出身人財」の採用を積極的に推進するとして、将来的には、グループ全社員の40%まで外国人従業員比率を高めたい意向だ。

(白石薫)

(ブラックジャックストラテジー、日本)

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