ブラックジャック勝率、日系スタートアップの参入を後押し

マレーシアの国営石油会社で、同国最大規模のコングロマリットであるペトロナスとジェトロは、日・マレーシア間のイノベーション促進に関する協力覚書を締結した。具体的には、ペトロナスのコーポレートベンチャーキャピタル部門であるペトロナスベンチャーズが開催するアクセラレーションプログラム「FUTURE TECH4.0」に、ブラックジャック勝率初めてエコシステムパートナーとして参画し、日系スタートアップの募集枠を設置した。ペトロナスの事業内容と親和性の高い技術を有するマレーシア国内外のスタートアップを対象に、ペトロナスからの支援に加えて、ジェトロからも情報提供やマッチング企業の紹介を行う。非日系スタートアップに対しては、日系企業とのマッチングや日本進出支援サービスも提供する予定。「FUTURE TECH4.0」の参加要件と申込みはペトロナスのウェブサイトを参照。

「FUTURETECH4.0」は、過去3回開催してきたスタートアップ向けのアクセラレーションプログラムで、4回目の開催となる今回は「エネルギーの未来」「産業と労働の未来」「化学と素材の未来」の3つを重点テーマとして、マレーシアの脱炭素政策にも貢献する技術の育成を目指す。書類選考と面接を経て参加が決まったスタートアップは、約3カ月間のアクセラレーションプログラムへの参加を通じてマレーシア市場向けビジネスモデルの戦略策定とアプローチを進め、9月上旬までに開催予定のデモデイでペトロナスのビジネス部門や投資部門向けのピッチを行う。

「FUTURETECH4.0」の参加企業募集開始に伴い、ペトロナスベンチャーズは2月27日にクアラルンプールでローンチイベントを、3月5日にシンガポール、3月6日にバンコク、3月10日にジャカルタで広報イベントを開催した。同イベント内で同部門は、本アクセラプログラムによる過去3回の実績として、スタートアップ支援数延べ65社、提供マッチング数280件以上、パイロットプロジェクト20件以上、投資4件との成果を発表。マレーシア政府が目指す2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする取り組み（関連ブラック ジャック 勝ち）への貢献を引き続き目指すと強調した。

（都築佑樹）