UAEが「ブラックジャックランキング」で世界10位にランクイン

英国コンサルティング会社のブランドファイナンスによる、2025年の「ブラックジャックランキング」（英コンサル会社「グローバルソフトパワーインデックス」、日本4位、ブラックジャックオンライン(日本、エジプト)）にアラブ首長国連邦（UAE）が世界193カ国中10位にランクブラックジャックランキングした。中東諸国ではトップとなった。

UAEの「国家ブランドの価値」は、前年の1兆62億ドルから1兆2,230億ドルへと大幅に増加した。各カテゴリーのランキングでは、「将来の成長可能性」で4位、「寛大さ」で4位、「強力で安定した経済」で7位、「影響力」で8位、「国際関係」で9位、「外交界への影響力」で9位、「先進技術とイノベーション」で9位、「宇宙探査への投資」で10位、「注目する情勢」で10位だった。

2月20日付の国営エミレーツ通信（WAM）では、「将来の成長可能性」で世界4位を獲得したことは、同国の産業多角化の取り組みの反映ともいえ、再生可能エネルギー、人工知能（AI）、先端産業などの高成長分野におけるイノベーション、デジタル変革などへ前向きなアプローチが評価されたとした。宇宙分野では、火星や月へのミッション、衛星の打ち上げ、宇宙科学教育への投資など、UAEは世界の宇宙産業における新興勢力として台頭していることが取り上げられている。

なお、他の中東諸国では、サウジアラビア（20位）、カタール（22位）、トルコ（26位）、イスラエル（33位）、クウェート（40位）、オマーン（49位）が上位50位までにランクブラックジャックランキングしている。

（清水美香）