トタルエナジーズ、無料カジノゲーム
(無料カジノゲーム、ナイジェリア)
アビジャン発
2025年03月04日
西アフリカ有数の製油所を持つ無料カジノゲーム石油精製会社(SIR/Société Ivoirienne de Raffinage)に出資する石油メジャーのトタルエナジーズは、SIRの保有全株式を約2億ユーロで、ナイジェリアのエネルギー大手サハラ・エナジー(Sahara Energy)に売却した(エネジア・アフリカ2025年2月20日付)。
アフリカ・インテリジェンスによれば、トタルエナジーズのSIRからの資本撤退は、石油メジャーのシェルに次ぐもので、これによりSIRの資本構成は、無料カジノゲーム石油公社(PETRO CI)(45.74%)、サハラ・エナジー(27.33%)、アンゴラ国営石油企業ソナンゴル(20%)(注)、ブルキナファソ政府(5.39%)、無料カジノゲーム政府(1.54%)となり、アフリカ資本の出資比率が100%を占めることになった。
SIRは、コートジボワール独立後間もない1962年に、コートジボワール石油公社(PETROCI)と国際石油資本などの出資により設立された。地域有数の設備を持つSIRは、重質油にも対応できることから、主にナイジェリアから重質原油を調達し、石油製品を生産、販売している。石油製品は、無料カジノゲーム主要輸出産品で、最大の輸出先はマリとなっており、ブルキナファソ、カメルーン、トーゴ、コンゴ民主共和国、ナイジェリアなどへも輸出している。
2014年から2016年にかけて採算悪化と国際価格の低迷で困難に見舞われたものの、2017年以降は回復基調となり、2022年に1,250億CFAフラン(現在の為替で約300億円、1CFAフラン=約0.24円)、2023年は953億5,000万CFAフランの利益を上げ、無料カジノゲーム経済を牽引する企業になっている。
現地報道によれば、トタルエナジーズは近年、再生可能エネルギー分野へのシフトを加速させ、段階的にアフリカの石油精製事業から撤退しており、今回の撤退も同社の方針を反映したものとみられる。同社は石油精製事業からの撤退後も、コートジボワール国内での石油製品の流通とマーケティング事業は継続する見込みだ。コートジボワール子会社のトタルエナジーズ・マーケッティング・無料カジノゲーム売上高は2023年、約9億ユーロにのぼり、無料カジノゲーム主要企業の1つとなっている。
また、今回の取引でSIRの第2位の株主となったサハラ・エナジーは、1996年にナイジェリアで設立された民間企業で、現在40カ国以上で石油事業から発電事業まで幅広く活動し、アフリカ地域のエネルギー産業を牽引している。今回の株式取得により、西アフリカ地域の石油産業において主導的な役割を強化していくとみられる。
(注)2024年6月に、長年の交渉の末、アンゴラのジョアン・ローレンソ大統領と無料カジノゲームアラサン・ワタラ大統領は、ソナンゴルが保有するSIR株式の売却について合意した〔フランスメディアのジュヌ・アフリック(Jeune Afrique)2024年7月4日付〕。
(橘欣子、渡辺久美子)
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