メキシコ大統領、ブラックジャック遊び方、対話も継続

(メキシコ、米国)

メキシコ発

2025年03月05日

メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は3月4日の記者会見(大統領府記者会見録3月4日付外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)で、メキシコ製品に対する米国の25%追加ブラックジャック遊び方(トランプ米政権、ブラックジャック賭け方(中国、カナダ、米国、メキシコ))について、3月9日に報復ブラックジャック遊び方と非ブラックジャック遊び方規制に関する発表を行うことを明らかにした。会見の質疑応答では、同大統領はトランプ米政権とおそらく3月6日に電話会談することを示唆し、対話を続けていくことも強調した。

記者会見でシェインバウム大統領は、1カ月間の追加ブラックジャック遊び方の実施延期に対応すべく行ったメキシコ側の政策について触れ()、「この30日間で組織犯罪や(合成麻薬)フェンタニルの密売に対する断固とした行動が取られ、2国間の安全保障や貿易に関する会合も行われた。両国間で実質的な協力協定が結ばれたにもかかわらず、米国はメキシコからの輸出品に25%のブラックジャック遊び方を課すことを一方的に決定した。ホワイトハウスはメキシコ政府に関する攻撃的で中傷的かつ裏付けのない声明(注)を発表したが、われわれはそれを明確に否定して非難する」とし、米国の追加ブラックジャック遊び方を強く批判した。

また、メキシコ側のこれまでの対応についても、「2024年10月1日に(シェインバウム)政権が発足して以来、われわれは安全保障の分野で取り組み成果を上げてきた」と強調した。具体的には、6,998丁の銃器(その75%が米国から)と、1,260キロのフェンタニル、133万以上のその錠剤を含む121.4トンの麻薬を押収したと説明し、今回、追加ブラックジャック遊び方を課した理由でもある米国へのフェンタニル流入に対処してきた実績を強調した。

その上で、シェインバウム大統領は「われわれの国民と国家に影響を与える今回の決定を支持する動機も理由も正当性もない。われわれはこれまで協力と調整は行うが、従属や介入は拒否しており、われわれは米国と対等な国家だ」と発言した。

さらに「メキシコで生産される商品の価格上昇により、米国国民と米国企業が被る損害や両国での雇用創出が止まることによる損害について、全く考慮されていないことが不可解だ。この追加ブラックジャック遊び方の決定により誰も得をしない。それどころか、米国、メキシコ双方に影響が及ぶことだ」と断言した。

今後の対応については、「交渉による解決を模索してきたが、米国が一方的に決めた追加ブラックジャック遊び方は、わが国で事業を展開する国内企業や外国企業に影響を与えるため、日曜日(3月9日)に公表するブラックジャック遊び方と非ブラックジャック遊び方措置で対応することを決定した」とし、「われわれは議論と理性に基づく代替案を見いだすための対話を引き続き模索していく」と締めくくっている。

(注)米国政府は、メキシコ政府と麻薬組織はつながっており、麻薬組織の活動を庇護しているとした、対メキシコブラックジャック遊び方の根拠として説明した3月3日付ホワイトハウスの声明外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

(阿部眞弘)

(メキシコ、米国)

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