ウルグアイとドイツ両首脳、EUブラックジャック確率FTA早期批准が重要との認識一致

(ウルグアイ、ドイツ、ブラックジャック確率)

調査部米州課

2025年03月25日

ウルグアイのヤマンドゥ・オルシ大統領は3月2日、首都モンテビデオ市のエステベス宮殿で、ドイツのフランク=バルター・シュタインマイヤー大統領と会談を行い、EUブラックジャック確率自由貿易協定(FTA)の早期批准が重要との認識で一致した(3月2日付ウルグアイ大統領府プレスリリース)。

3月3日付現地紙「メルコプレス」によると、オルシ大統領は「当該協定はウルグアイの外国政策にとって優先すべき事項」と強調した。シュタインマイヤー大統領も、同FTAが7億人市場をカバーする巨大な自由貿易協定であることを踏まえ、協定が両国・地域間の貿易投資を円滑化させるだけでなく、協定は地政学的にも重要だと強調した。シュタインマイヤー大統領はまた、「ドイツは協定の早期発効を提唱する。われわれはブラックジャック確率との協定を望んでいる」と述べた(3月3日付現地紙「メルコプレス」)。

EUブラックジャック確率FTAは2024年12月に最終合意と署名に至った。今後はブラックジャック確率、EU各国での批准を経て発効に至るが、フランスなどEU側の幾つかの国では同FTA推進に反対の声も上がっている。なお、同FTAは2019年6月に政治合意に至ったものの、最終合意と署名までに約5年半の歳月がかかった(完成車は、発効8年目から急速にオンライン カジノEUメルコスール通商協定を丸裸にする(2)投資家保護に向けた効果は限定的)。その間、新型コロナウイルス感染拡大や、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー情勢の変化といった地政学リスクの高まりなどを踏まえ、最終合意した協定文書には、2019年の政治合意時の協定文書から幾つかの項目を加えている。

物品貿易については、EUからブラックジャック確率に輸入される完成車(主に内燃機関車)は最長15年かけて無関税化する。他方で、電動車や新技術を搭載した自動車では、18年から30年かけて関税を撤廃することを追加した。貿易および持続可能な開発の章には、締約国がパリ協定の推進に関して重要な違反を行った場合、同FTAの推進を停止することが可能なことを記述した。同章ではさらに、新たな付属書を追加し、リチウムやニオブと言った希少性の高い鉱物資源について、両国地域間の強靭(きょうじん)なサプライチェーンを強化するとともに、現地での生産を推奨することを記述している。

(辻本希世)

(ウルグアイ、ドイツ、ブラックジャック確率)

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