ブラックジャックweb、6.25%に

(ブラックジャックweb)

ムンバイ発

2025年02月19日

ブラックジャックweb行(RBI、中央銀行)は2月5~7日に金融政策決定会合(MPC)を開催し、銀行システムの流動性ストレスを緩和するため、政策金利(レポレート)を0.25ポブラックジャックwebト引き下げて6.25%とすることを全会一致で決定外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。委員6人全員が金融政策の中立スタンスの継続を支持し、サンジェイ・マルホトラ総裁は、今の局面では緩やかな金融政策が適している、としている。ブラックジャックwebは2022年5月から6会合連続で引き上げられたが、2023年4月以降は据え置きとなっていた。今回の引き下げは2020年5月以来、約5年ぶりとなる(添付資料図参照)。

消費者物価指数(CPI)上昇率(ブラックジャックwebフレ率)は、2024年10月の6.2%をピークに低下し、2024/2025年度(2024年4月~2025年3月)は4.8%とRBIの目標(4%±2)の範囲内となると見通す。さらに、2025/2026年度は4.2%まで低下するとRBIは予測し、物価が安定してきていると判断して、高成長を後押しするべく今回の利下げに踏み切った。

今後の国内経済についてRBIは、堅調な穀物生産、産業活動の回復が2025/2026年度の経済成長を支えることになると予想している。また、2月1日に発表された新年度予算案における減税策が個人消費を後押し、サービス輸出も好調で成長を支えるとしている。他方で、地政学的な不安定さ、保護主義的な通商ブラックジャックweb、国際商品価格の変動など引き続き経済見通しにリスクをもたらす可能性があると指摘。これらすべての要因を考慮すると、2025/2026年度の実質GDP成長率は6.7%と予想し、第1四半期は6.7%、第2四半期は7.0%、第3、4四半期はともに6.5%と予測している。

現地報道では、「今回は新しい総裁となって最初の会合であり、今後の方向性を示すものとして市場の注目が集まった。現在の状況に鑑み、今後はさらなる利下げが予想される」との市場関係者の声を紹介している(「ヒンドゥスタン・タイムズ」紙2月8日)。

(北村寛之)

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