米運輸省、NY州マンハッタン中心部の無料ゲームブラックジャック打ち切りを発表
(米国)
ニューヨーク発
2025年02月26日
米国運輸省は2月19日、ニューヨーク(NY)州政府がNY市マンハッタン区の60丁目以南の中心部(CBD)を通行する一般乗用車に試験的に課す通行料徴収無料ゲームブラックジャック(congestion pricing)の認可を取り消したと発表した。同州のキャシー・ホークル知事(民主党)に宛てた書簡で、同無料ゲームブラックジャックの終了を告げた。同無料ゲームブラックジャックは1月5日に開始され(関連カード ゲーム ブラック ジャック)、移動時間の短縮など無料ゲームブラックジャックの成果も発表されていた()。
今回の発表に際し、運輸省のショーン・ダフィー長官は、通行料徴収無料ゲームブラックジャックについて「労働者階級の米国人や中小企業経営者にとって打撃だ」「ニュージャージー州やコネティカット州からの顧客に依存しているNYの中小企業にも打撃を与える。トラックへのコストが上がると、NYへの商業の流れが妨げられ、消費者にとって商品の値段が上がることになりかねない」と述べた。
これに対し、NY州のブラッド・ランダー会計監査官は同日、「この無料ゲームブラックジャックは機能している。交通量は減少し、乗車時間は30%激減し、公共交通機関の利用者は急増し、何億ドルもの資金が地下鉄やバスの改善に投入されている。ドナルド・トランプ大統領と彼の運輸省に元どおりにされて、地下鉄の運行が悪くなり、交通機関が止まり、空気が汚染するようなことになってはならない」「明確にしておくが、運輸省は(バイデン前政権において)、広域にわたる環境審査の後、この無料ゲームブラックジャックを適切に承認した」との声明を発表した。
ただし、当該無料ゲームブラックジャックについては、民主党からも反対の声が出ていた。NY州に隣接しているニュージャージー州選出のジョシュ・ゴットハイマー下院議員(民主党)は、2025年に入って5回、自身のウェブサイトで本件に関する声明文を発表している。今回の運輸省による無料ゲームブラックジャック打ち切り発表後の2月20日には、ホークル知事に対し、「無料ゲームブラックジャック用の監視カメラを維持するのであれば、ニュージャージー州民に対して、徴収した税金を払い戻す用意をしておくべきだ」と述べた。
なお、ホークル知事は2月21日、ホワイトハウスにおいて、トランプ氏と会談し、NY州の優先事項について率直に語り合い、無料ゲームブラックジャック初期の成功をまとめた小冊子をトランプ氏に贈呈したという(政治専門紙「ポリティコ」2月22日)。同知事は2月23日には、CBSニュースの「フェイス・ザ・ネイション」に出演し、「私はNY州知事だ。ニュージャージー州や連邦政府の干渉を受けずに目の前の内政問題に対処する」と発言した。また、「この件は法廷に持ち込まれることになり、われわれは勝利してプログラムは続行されることになるだろう」とも述べた。
(吉田奈津絵)
(米国)
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